杉田敏の現代ビジネス英語 2021 春号


発売日 2021年03月13日
価格 定価:1,320円(本体1,200円)
判型 B5判

NHKラジオ「実践ビジネス英語」に続く、杉田敏の新シリーズ!新たに書き下ろした最先端のビジネスを取り上げたビニェットで、本物の英語力がつく、最強の1冊です(音声ダウンロードつき)。
季刊になっても狙いは変わりません。英語で雑談できるビジネスパーソンになっていただけるよう
世界で話題のコンテンツを提供してゆきます。

2021年春号のテーマは、The Power of Diversity 多様性の力/What's In a Name? 名前がいったい何だというのか/Navigating the New Normal ニューノーマルに対応する/Next-Generation Foods 次世代食料
各レッスンは(1)~(5)に分かれており、(6)は復習問題で構成されています。

音声ダウンロードには、ビニエット、単語解説がすべて収録されています。

※この本の番組放送はありません。
※2021年3月、6月、9月、12月の年4回刊行予定。




 

(2021年4月22日)

(左から)読売新聞東京本社 南砂 常務取締役、昭和女子大学 坂東眞理子理事長・総長、立教大学 鳥飼玖美子名誉教授にNHK放送文化賞の受賞を祝っていただきました。ありがとうございます。このメンバーで久しぶりにお会いし、楽しい昼食会でした。(2021年4月19日、国際文化会館にて)




(2021年4月16日)

From yesterday’s Asahi Shimbun TV/radio page. The first memo by a 52-year-old listener in Yokohama lamenting the end of my decades-old radio program on NHK. It was followed by another note by a 73-year-old woman from Ube who missed the TBS TV program named Sawako-no-Asa which lasted 9½ years. It was my favorite program too.




(2021年4月14日)

『NHK CD BOOK 実践ビジネス英語 ニューヨークシリーズ The Final Chapter ベストセレクション完結編』が、本日より全国の書店の店頭に並びます。NHKラジオ「実践ビジネス英語」で放送され好評を博した「上田翔太シリーズ」の118回のレッスンからベスト20をセレクトした、講座の最終章です。上田翔太は5年間のニューヨーク勤務を終え、日本に帰国することになりました。
また偶然にも、本日は上田翔太君の満8歳のお誕生日です。
おめでとう!




(2021年4月6日)




AERAdot. の記事がYahoo! ニュース経由で流れたようです。「英語を学ぶビジネスパーソンに送る言葉」です。
 NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」でおなじみの杉田敏さんが2021年3月をもって講師を卒業された。30年以上もの間、NHKラジオで指導してきた杉田さん。現在発売中の『AERA English 2021 Spring & Summer』(朝日新聞出版)で、これまでを振り返るともに、英語を学ぶビジネスパーソンにエールを送った。
【写真】NHKテキストで『赤毛のアン』の翻訳に挑戦した大ブレイク女優とは…


(2021年4月6日)

本日(46日)の朝日新聞朝刊にNHK出版が広告を出稿してくれました。季刊のムック「現代ビジネス英語」は多くの書店で品切れ状態になっていたようですが、重版2万部が出来ました。また来週には「実践ビジネス英語」の上田翔太シリーズからThe Final Chapterが出版されます。撮影:浦島久です。



(2021年4月6日)

本日(45日)の読売新聞大阪版に、経済部長の中村宏之さんがコラムで「実践ビジネス英語」の終了について書いてくださいました。



(2021年4月1日)

本日(4月1日)の朝日新聞朝刊の記事です。



(2021年3月31日)

https://the-japan-news.com/news/article/0007268858
今からちょうど59年前の1962年3月31日、隣家から出火し、我が家は見る影もなく全焼してしまいました。高等部の卒業式も終わり、翌週から大学生活がスタートするはずだったのに、突然のことにがっくりしました。
でも、たくさんの人が手を差し伸べてくれたのです。高等部の卒業生が募金をしてくれたり、高2の時に席を並べていたシンガーソングライターの荒木一郎がダンスパーティーを開いてその収益金を寄付してくれました。父親の実家の岡崎の石材店の雄男叔父さんは、すぐにトラックの後ろに石灯籠をいくつか載せ、東京までの道のりの途中でそれらをほとんど投げ売りのようにして得意先に売り、見舞金を持ってきてくれたのにも感動しました。
嬉しかったのは、NHK東京放送児童劇団の同期生で無二の親友の高橋修三君が、まだ焼け跡がくすぶっている中に駆け付け元気づけてくれたことでした。今夕は大阪からやって来る客人と一緒に、新橋の「Bistroミヤマス」で会食をすることになっているのですが、このお店の実質的な経営者で弁護士の高橋修平さんは、今は亡き親友の息子さんです。
火災のあった当時、父親は日本橋人形町の「甘酒横丁」に小さな靴屋を営んでいて、私たち家族はその2階に住んでいました。本日づけのThe Japan Newsの最終ページにTokyo: Amazake Yokocho preserves Showa custom of selling sweet sakeという見出しの記事が載っています。
偶然ですが、ちょっと感傷的な気分になってしまいました。

(2021年3月27日)

たくさんのリスナーおよび元リスナーの皆さんからコメントをいただきました。
それぞれにご返事はできていませんが、厚く御礼申し上げます。
中でも、多くの方が番組の最後の言葉について書いてきてくださいました。実は、それを最初に書いてくださったのは毎日新聞の森忠彦記者で、「…という言葉で締めくくる予定だ」とあったのですが、スタッフが念のために録音をチェックしてみたところ、微妙にそうは言っていなかったそうなのです。
森記者にはお断りを入れたところ、「コメントはだいたいなので、そんなに気にすることはないですよ」とおっしゃってくださったのですが、番組のスタッフがどうしても撮り直しをしたほうがいいと言うので、今週、NHKのスタジオに行き、数秒間のその部分を撮り直しました。
放送日の直前になって撮り直しというのも初めての経験です。長い間番組をお聞きいただき、本当にありがとうございました。感謝、感謝です。
杉田敏




(2021年3月25日)

本日は日米会話学院の1月期最後の講義でした。ムック春号の出版や、夏号の準備、それにNHK放送文化賞などの出来事が重なって、最近は教材のアップロードができていませんでしたが、本日使用したのはUnited Technologiesという企業が、1970年代から80年代にThe Wall Street Journalに広告出稿していた一種の意見広告の中からGet Out of That Rutという「自由詩」を取り上げました。一連の広告の中で私が最も気に入っているものです。

1. Warming Up .pdf


(2021年3月25日)

本日の高田馬場・芳林堂書店にて。もう数冊しか残っていませんでした。



(2021年3月24日)

英語という「窓」から新しい世界を見てみよう 人気講師が次に挑戦したいこと
ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(5)
#第二の人生の学び直し
2021.03.24

 NHKラジオのビジネス英語講座の講師を30年以上務め、学生から社会人、高齢者まで全国にファンがいる杉田敏さん。惜しまれつつラジオ講座が3月末に終わります。杉田さんが「次に挑戦したいこと」を聞きました。



杉田敏さん4
日米会話学院で「英字新聞を読もう」という講座を始めた杉田敏さん=本人提供

「学びたい人はどうぞ」
 

「実は、番組を30年以上やっていても『教えている』という気持ちはありませんでした」と杉田さんは振り返る。ラジオ講座のテキストのテーマ設定から、会話形式の「ビニェット」の執筆、番組収録まで担ってきた。「最初の放送から聞き逃したことがない」という熱心なリスナーもいるという。「自分の好きなことを書いて、それを会話形式にまとめて解説する。私が何かを『教える』のではなく、
『学びたい人はどうぞ』という感じでした。You can never teach anything to anybody. One has to learn.という気持ちでやってきました」と話す。

退職したら「BMW」!?  

杉田さんが数年前にPR会社プラップ・ジャパンの社長を退いた時は、ビジネス英語の番組が続いていたので「退職」の実感は沸かなかった。大企業の役員を務めていた同級生が「退職したら『BMW』だよ」と話していたので、高級車のことかと思いきや、「バス、メトロ(地下鉄)、ウォーク(徒歩)」の頭文字だった。「それくらい、がらっと生活が変わるのか」と感じたという。
 「番組が終わったら初めて定年退職の人と同じ気持ちになるのかなと思っていたら、昨年10月から日米会話学院で教えることになりました。受講生とのやりとりが意外と楽しいのです。これが私の次の挑戦かな、と思っています」。会社を退職したばかりだという受講生に「生活はどう違いますか」と尋ねると、「朝起きて、何をしたらいいのか分からない」という答えが返ってきた。数年前に英BBCが日本人の働き方を特集したとき、「Ikigai(生きがい)」について、「直訳はない」としながら「The reason why you get up in the morning.(朝に起きる理由)」と訳していたのを思い出したそうだ。
 日々のラジオ番組の放送は終わっても、春から季刊でムック本の出版が始まった。4月からは日米会話学院で受け持つ講座数が増える。北海道の帯広にいる「一番弟子」の語学学校で4月にオンライン講演会をする予定だ。

面白くないと続かない

 杉田さんは、本などで「英語という窓を開いて、外の様子を見てみましょう」と呼びかけてきた。窓からは今まで知らなかった新しい世界が見えてくる。英語を学ぶことの一番の魅力は、今まで知らなかった世界に入っていけることだという。それは他の言語や別の分野の学びにも当てはまる。「新しい世界を見て、今の自分、今の日本に反映してみて、違いを広い視野から見ることができる。学ぶことも多いですし、単純に面白い。面白くないとなかなか続かないですから」

◇  

That’s all for today!(今日はここまで)。

この連載は今回で終わります。

今月の本プレゼント&レビュー企画 杉田敏の現代ビジネス英語 『杉田敏の現代ビジネス英語 2021年春号』 杉田敏(著) NHK出版  杉田さんの新作ムック本『杉田敏の現代ビジネス英語 2021年春号』を8名様にプレゼントします。応募はこちら(商品モニター会メンバー限定、4月8日締め切り)
<関連記事>
・人気ラジオ講座「実践ビジネス英語」33年の歴史に幕/杉田敏さんに聞く(1)
・もう挫折したくない「オトナ」のための英語学び直し術とは/杉田敏さんに聞く(2)
・「すぐ忘れてしまう」とあきらめないで 「第二の人生」の学びにはコツがある/杉田敏さんに聞く(3)
・「二足のわらじ」を30年も続けられた人の時間管理&情報収集の秘密とは/杉田敏さんに聞く(4) .


(2021年3月24日)

ますます絶好調の有働由美子キャスターの〇〇回目の誕生日を祝って、東京アメリカンクラブのテラスでalfresco diningの面々。テーブルには特大のハンバーガーが。内閣官房参与(経済・金融担当)の熊谷亮丸氏と高橋修平弁護士もご一緒に。ついでに小生の受賞も祝っていただきました。


 

(2021年3月22日)

本日(3月22日)の日経新聞朝刊のコラムにも取り上げていただきました。
Another front-page article in this morning’s Nikkei.

 


(2021年3月19日) 放送記念日を前に 式典で北大路欣也さんなど7人に放送文化賞

放送記念日を前に 式典で北大路欣也さんなど7人に放送文化賞 | NHKニュース

本日は素晴らしい他の受賞者の皆様と一緒にNHK放送文化賞という栄誉ある賞をいただきました。これまで番組を支えてくださったリスナーと番組スタッフの皆様に感謝です。

本日(3月22日)の日経新聞朝刊のコラムにも取り上げていただきました。 Another front-page article in this morning’s Nikkei.
Thank you very much, Shuri, for your kind words. You’ve always supported me after I returned to Burson-Marsteller and I truly appreciate that. We are both disciples of Harold Burson who is my eternal mentor. I started the NHK radio program in 1987 shortly before I became a “retread,” as we used to call such people at B-M, and managed to enjoy my work as a public relations consultant and a writer/broadcaster. I am told that the monthly text I put together has sold over 30 million copies in the ensuing 32½ years. Some of my most earnest listeners include Nobel laureate Dr. Shinya Yamanaka, and, I learned on the day of the awards ceremony, Mr. Terunobu Maeda, chairman of NHK. I was quite honored to receive the award which has a history of 96 years along with some of the most prominent personalities in different walks of life. I will keep writing the vignettes, often based on my actual experience as a public relations professional, and will have four books published this year. Thanks again for your kindness and help, Shuri.







岡 紀雄さんは杉田 敏さんと一緒にいます。 3月19日 13:10 ·
放送記念日のきょう、杉田敏さんが「放送文化賞」を受賞され、正午のNHKニュースで報じられました。 コロナ禍とあって、皆さん大きなマスクを着用、ホールも無観客だったのは、誠に残念です。 なお、今回一緒に受賞されたのは、俳優の北大路欣也さん、歌手のさだまさしさん、大相撲解説の北の富士勝昭さん、脚本家の大石静さん、俳人の夏井いつきさん、情報通信研究機構の鈴木陽一さんです。 改めて、杉田さんにお祝いを申し上げます。

 


(2021年3月18日)

近年最大の驚きです❕本日(3月18日)朝日新聞夕刊1面トップに大きく記事を掲載していただきました。

 


 

(2021年3月18日)

「32年半のビジネス英語講座を卒業する」という見出しで本日(3月18日)の毎日新聞の朝刊に取り上げていただきました。

 



 

(2021年3月10日)

N朝日新聞ライフ.netのシリーズの3回目が掲載されました。 ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(3) 「すぐ忘れてしまう」とあきらめないで 「第二の人生」の学びにはコツがある

https://www.asahi.com/relife/article/14211152?fbclid=IwAR220lXsNaqE127l7vTuUezyl-BaOvA3reZlSEb8LvKwnnXomZyr-rkRQCs

 


 「若い頃のように覚えられない」「すぐ忘れてしまう」――。英語を勉強しようと一念発起しても、年齢を重ねて記憶力の衰えを感じる人も多いのでは。NHKラジオでビジネス英語の講師を計33年間つとめた杉田敏さんは、「第二の人生の学びにはコツがあります」と話します。

文脈と関連づけて覚えていこう


 知らない単語があって自分で辞書を引く場合、その意味はなかなか忘れないーーと言われるものの、若い頃のように辞書を引いて単語帳を作るだけではなかなか覚えられない。杉田さんが東京・四谷の語学学校「日米会話学院」で担当している授業「英字新聞を読もう」では、分からない単語をただ調べるのではなく、「文脈」を読み解くことを重視する。「知らない単語が出てきたら、文脈の中で覚えていかないとなかなか単語力はつかないのです」と杉田さんは話す。

 Merriam-Webstarの辞書サイトでは、よく検索された単語を紹介する「Top Lookups Right Now」が随時更新されている。例えば、「この単語はアメリカの大統領就任式で使われていた」と結びつけると、単語帳をめくって覚えようとするよりも記憶に残りやすくなるだろう。「忘れないためには、どんな状況でこの単語を調べようと思ったのかも一緒に覚えることが大事」という。

テクノロジーの進歩を活用しよう

 年齢を重ねてからの最も効率的な学習方法を尋ねると、杉田さんは「私たちの若い頃と違うのは、テクノロジーの進歩」と言います。パソコンやスマートフォンで英語の読み上げ機能を使えば、PDFであっても機械が読み上げてくれる。「私が大学生の頃は、生の英語を聞くために英語の教会に行きました。今はクリック一つで正しいイントネーションの英語を聞くことができます」と話す。

 また、音声認識のソフトウェアやアプリを使い、自分で英語の単語や短い文を吹き込んでみると、正しい発音なら文字データとして表示される。発音に問題があれば「?」などが出てきて、自分の発音の弱点を把握できる。「学習を手助けしてくれるテクノロジーはもっと進化していくでしょうから、利用しない手はありません。自分の英語学習の中でプラスになるかどうかを見極めて使うと、勉強が楽になります」と話す。

技術に頼りすぎず、手を使って覚えよう

 ただし、技術に頼りすぎるのは本末転倒になりかねない。杉田さんは紙の辞書も電子辞書も愛用しているが、「手を使った方が覚えられる」と指摘する。アメリカの大学院や企業では、授業や会議中にあえてパソコンを開かないようにする動きもあるという。

 杉田さんは「知らない単語を調べる際には電子辞書を使ってもいいですが、その内容は自分の手で書くことで自分のモノにしていきましょう」と勧める。「自分はどうやったら覚えやすいのか。自分なりの覚え方を見つけ出すことが大事です」

 That’s all for today!(今日はここまで)。次回は、「二足のわらじ」を約30年間も続けた杉田さんの「時間管理&情報収集」の秘密を聞きます。

<関連記事>

もう挫折したくない「オトナ」のための英語学び直し術とは

ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(2)

春は学び直しの季節。書店には様々な講座の本が並びます。今まさに「英語に挑戦したい」と考えている人も多いのではないでしょうか。NHKラジオでビジネス英語の講師を計33年間つとめた杉田敏さんに、「オトナ」が学び直す際のヒントを聞きました。

英語を学ぶ「長続きのヒント」

 「どうしたら英語が上達しますか」と、社会人から聞かれることがあるという杉田さん。その時に聞き返すのが、この三つの質問だという。

-今はどのくらいの実力があるのか

-何が目標なのか

-そのためにはどれだけの時間とお金を投資できるのか

 若い頃は「留学したい」「MBAを取りたい」「通訳になりたい」など、具体的な目標のために英語を学ぶ意欲がわきやすい。一方、年を重ねるにつれて、「頭を活性化するため」という声が目立つようになるそうだ。

 杉田さんは「頭の活性化のために英語を学ぶのもいいですが、それだけではなかなか長続きしないものです」といい、「あなたが一番好きなこと、没頭していることを、英語の目標に結びつけてみましょう」と勧める。例えば、ゴルフが好きなら、英語で書かれたゴルフの本を読むことを目標にして勉強する。将棋や手芸、映画、生け花――どんな分野であっても英語の本や映像はあるので、自分の興味を英語に結びつけることが「長続きのヒント」だという。

自分の英語力の「現在地」を知る

 どんなにいい地図があっても、現在地が分からなければ目的地にたどり着けないもの。英語の学習でも、自分の「現在地」を知ること、つまり自分の現在の英語力を把握することが大切だという。

 英語検定試験を受けることは、英語力を客観的に測る一つの方法だ。ただ、「検定に受かることだけを考えて勉強するのではもったいない」と杉田さんは話す。検定試験に合格したり点数が上がったりすることと、あなたの本来の目標が達成できることは違うからだ。

 その上で、英語力を測る上で大切なのが語彙(ごい)だという。語彙を増やすことは、英語力アップのために欠かせない基本になる。「中学校で習った英単語だけで話せる」といったうたい文句の教材もあるが、杉田さんはそれを勧めない。「語彙が貧弱だと知的な会話ができませんし、英語を通じて知識を効率的に吸収できません」。英語が思うように使えないのは、語彙が不足しているからだと自覚することこそが、上達への第一歩になる。

 日本で高校卒業までに習う英単語は約3000語だといわれている。仕事で英語を使うには少なくとも8000語、何かを議論するには1万語を知っておくべきだと書く本もあるという。あなたの大まかな語彙数を教えてくれるサイト「Test your vocab」もある。画面に出てくる単語の中から、知っているものを選ぶだけ。杉田さんは「ネイティブの人に答えてもらったら、かなり教養がある人でも3万語くらいでした。本当に自分の語彙数が1万語もあるのかどうか、やってみると面白いですよ」と話す。

 That’s all for today!(今日はここまで)。次回は「すぐ忘れちゃう」「覚えられない」という人に向けて、杉田さんから助言をもらいます。

<関連記事>

 

(2021年3月10日)

N朝日新聞ライフ.netのシリーズの3回目が掲載されました。 ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(3) 「すぐ忘れてしまう」とあきらめないで 「第二の人生」の学びにはコツがある

https://www.asahi.com/relife/article/14211152?fbclid=IwAR220lXsNaqE127l7vTuUezyl-BaOvA3reZlSEb8LvKwnnXomZyr-rkRQCs

「すぐ忘れてしまう」とあきらめないで 「第二の人生」の学びにはコツがある

ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(3)

2021.03.10

 「若い頃のように覚えられない」「すぐ忘れてしまう」――。英語を勉強しようと一念発起しても、年齢を重ねて記憶力の衰えを感じる人も多いのでは。NHKラジオでビジネス英語の講師を計33年間つとめた杉田敏さんは、「第二の人生の学びにはコツがあります」と話します。

文脈と関連づけて覚えていこう

 知らない単語があって自分で辞書を引く場合、その意味はなかなか忘れないーーと言われるものの、若い頃のように辞書を引いて単語帳を作るだけではなかなか覚えられない。杉田さんが東京・四谷の語学学校「日米会話学院」で担当している授業「英字新聞を読もう」では、分からない単語をただ調べるのではなく、「文脈」を読み解くことを重視する。「知らない単語が出てきたら、文脈の中で覚えていかないとなかなか単語力はつかないのです」と杉田さんは話す。

 Merriam-Webstarの辞書サイトでは、よく検索された単語を紹介する「Top Lookups Right Now」が随時更新されている。例えば、「この単語はアメリカの大統領就任式で使われていた」と結びつけると、単語帳をめくって覚えようとするよりも記憶に残りやすくなるだろう。「忘れないためには、どんな状況でこの単語を調べようと思ったのかも一緒に覚えることが大事」という。

テクノロジーの進歩を活用しよう

 年齢を重ねてからの最も効率的な学習方法を尋ねると、杉田さんは「私たちの若い頃と違うのは、テクノロジーの進歩」と言います。パソコンやスマートフォンで英語の読み上げ機能を使えば、PDFであっても機械が読み上げてくれる。「私が大学生の頃は、生の英語を聞くために英語の教会に行きました。今はクリック一つで正しいイントネーションの英語を聞くことができます」と話す。

 また、音声認識のソフトウェアやアプリを使い、自分で英語の単語や短い文を吹き込んでみると、正しい発音なら文字データとして表示される。発音に問題があれば「?」などが出てきて、自分の発音の弱点を把握できる。「学習を手助けしてくれるテクノロジーはもっと進化していくでしょうから、利用しない手はありません。自分の英語学習の中でプラスになるかどうかを見極めて使うと、勉強が楽になります」と話す。

技術に頼りすぎず、手を使って覚えよう

 ただし、技術に頼りすぎるのは本末転倒になりかねない。杉田さんは紙の辞書も電子辞書も愛用しているが、「手を使った方が覚えられる」と指摘する。アメリカの大学院や企業では、授業や会議中にあえてパソコンを開かないようにする動きもあるという。

 杉田さんは「知らない単語を調べる際には電子辞書を使ってもいいですが、その内容は自分の手で書くことで自分のモノにしていきましょう」と勧める。「自分はどうやったら覚えやすいのか。自分なりの覚え方を見つけ出すことが大事です」

 That’s all for today!(今日はここまで)。次回は、「二足のわらじ」を約30年間も続けた杉田さんの「時間管理&情報収集」の秘密を聞きます。

<関連記事>


 

(2021年3月10日)

もう挫折したくない「オトナ」のための英語学び直し術とは (asahi.com)

もう挫折したくない「オトナ」のための英語学び直し術とは

ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(2)

2021.03.03

 春は学び直しの季節。書店には様々な講座の本が並びます。今まさに「英語に挑戦したい」と考えている人も多いのではないでしょうか。NHKラジオでビジネス英語の講師を計33年間つとめた杉田敏さんに、「オトナ」が学び直す際のヒントを聞きました。

英語を学ぶ「長続きのヒント」

 「どうしたら英語が上達しますか」と、社会人から聞かれることがあるという杉田さん。その時に聞き返すのが、この三つの質問だという。

-今はどのくらいの実力があるのか

-何が目標なのか

-そのためにはどれだけの時間とお金を投資できるのか

 若い頃は「留学したい」「MBAを取りたい」「通訳になりたい」など、具体的な目標のために英語を学ぶ意欲がわきやすい。一方、年を重ねるにつれて、「頭を活性化するため」という声が目立つようになるそうだ。

 杉田さんは「頭の活性化のために英語を学ぶのもいいですが、それだけではなかなか長続きしないものです」といい、「あなたが一番好きなこと、没頭していることを、英語の目標に結びつけてみましょう」と勧める。例えば、ゴルフが好きなら、英語で書かれたゴルフの本を読むことを目標にして勉強する。将棋や手芸、映画、生け花――どんな分野であっても英語の本や映像はあるので、自分の興味を英語に結びつけることが「長続きのヒント」だという。

自分の英語力の「現在地」を知る

 どんなにいい地図があっても、現在地が分からなければ目的地にたどり着けないもの。英語の学習でも、自分の「現在地」を知ること、つまり自分の現在の英語力を把握することが大切だという。

 英語検定試験を受けることは、英語力を客観的に測る一つの方法だ。ただ、「検定に受かることだけを考えて勉強するのではもったいない」と杉田さんは話す。検定試験に合格したり点数が上がったりすることと、あなたの本来の目標が達成できることは違うからだ。

 その上で、英語力を測る上で大切なのが語彙(ごい)だという。語彙を増やすことは、英語力アップのために欠かせない基本になる。「中学校で習った英単語だけで話せる」といったうたい文句の教材もあるが、杉田さんはそれを勧めない。「語彙が貧弱だと知的な会話ができませんし、英語を通じて知識を効率的に吸収できません」。英語が思うように使えないのは、語彙が不足しているからだと自覚することこそが、上達への第一歩になる。

 日本で高校卒業までに習う英単語は約3000語だといわれている。仕事で英語を使うには少なくとも8000語、何かを議論するには1万語を知っておくべきだと書く本もあるという。あなたの大まかな語彙数を教えてくれるサイト「Test your vocab」もある。画面に出てくる単語の中から、知っているものを選ぶだけ。杉田さんは「ネイティブの人に答えてもらったら、かなり教養がある人でも3万語くらいでした。本当に自分の語彙数が1万語もあるのかどうか、やってみると面白いですよ」と話す。

 That’s all for today!(今日はここまで)。次回は「すぐ忘れちゃう」「覚えられない」という人に向けて、杉田さんから助言をもらいます。

<関連記事>

https://www.asahi.com/relife/article/14211146N朝日新聞ライフ.netのシリーズの3回目が掲載されました。 ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(3) 「すぐ忘れてしまう」とあきらめないで 「第二の人生」の学びにはコツがある

https://www.asahi.com/relife/article/14211152?fbclid=IwAR220lXsNaqE127l7vTuUezyl-BaOvA3reZlSEb8LvKwnnXomZyr-rkRQCs

 「若い頃のように覚えられない」「すぐ忘れてしまう」――。英語を勉強しようと一念発起しても、年齢を重ねて記憶力の衰えを感じる人も多いのでは。NHKラジオでビジネス英語の講師を計33年間つとめた杉田敏さんは、「第二の人生の学びにはコツがあります」と話します。

文脈と関連づけて覚えていこう

 知らない単語があって自分で辞書を引く場合、その意味はなかなか忘れないーーと言われるものの、若い頃のように辞書を引いて単語帳を作るだけではなかなか覚えられない。杉田さんが東京・四谷の語学学校「日米会話学院」で担当している授業「英字新聞を読もう」では、分からない単語をただ調べるのではなく、「文脈」を読み解くことを重視する。「知らない単語が出てきたら、文脈の中で覚えていかないとなかなか単語力はつかないのです」と杉田さんは話す。

 Merriam-Webstarの辞書サイトでは、よく検索された単語を紹介する「Top Lookups Right Now」が随時更新されている。例えば、「この単語はアメリカの大統領就任式で使われていた」と結びつけると、単語帳をめくって覚えようとするよりも記憶に残りやすくなるだろう。「忘れないためには、どんな状況でこの単語を調べようと思ったのかも一緒に覚えることが大事」という。

テクノロジーの進歩を活用しよう

 年齢を重ねてからの最も効率的な学習方法を尋ねると、杉田さんは「私たちの若い頃と違うのは、テクノロジーの進歩」と言います。パソコンやスマートフォンで英語の読み上げ機能を使えば、PDFであっても機械が読み上げてくれる。「私が大学生の頃は、生の英語を聞くために英語の教会に行きました。今はクリック一つで正しいイントネーションの英語を聞くことができます」と話す。

 また、音声認識のソフトウェアやアプリを使い、自分で英語の単語や短い文を吹き込んでみると、正しい発音なら文字データとして表示される。発音に問題があれば「?」などが出てきて、自分の発音の弱点を把握できる。「学習を手助けしてくれるテクノロジーはもっと進化していくでしょうから、利用しない手はありません。自分の英語学習の中でプラスになるかどうかを見極めて使うと、勉強が楽になります」と話す。

技術に頼りすぎず、手を使って覚えよう

 ただし、技術に頼りすぎるのは本末転倒になりかねない。杉田さんは紙の辞書も電子辞書も愛用しているが、「手を使った方が覚えられる」と指摘する。アメリカの大学院や企業では、授業や会議中にあえてパソコンを開かないようにする動きもあるという。

 杉田さんは「知らない単語を調べる際には電子辞書を使ってもいいですが、その内容は自分の手で書くことで自分のモノにしていきましょう」と勧める。「自分はどうやったら覚えやすいのか。自分なりの覚え方を見つけ出すことが大事です」

 That’s all for today!(今日はここまで)。次回は、「二足のわらじ」を約30年間も続けた杉田さんの「時間管理&情報収集」の秘密を聞きます。

<関連記事>


 

(2021年3月10日)

人気ラジオ講座「実践ビジネス英語」33年の歴史に幕

ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(1)

2021.02.24
https://www.asahi.com/relife/article/14211152?fbclid=IwAR220lXsNaqE127l7vTuUezyl-BaOvA3reZlSEb8LvKwnnXomZyr-rkRQCs

 NHKの長寿ラジオ講座「実践ビジネス英語」が3月末で終わることが、今月10日に発表されました。国際ビジネスの最前線で起きるトレンドを会話形式の「ビニェット」で紹介し、時事問題も採り入れた幅広いテーマ設定で人気を博しました。前身の番組を含めて計33年間、講師を務めた杉田敏さんに「卒業」への思いを聞きました。

NHKラジオ「実践ビジネス英語」の最終収録の後にスタジオで記念撮影をする杉田敏さん(右)=本人提供


リスナー泣かせの難易度「ちっとも“やさしく”ない」


 「Hello, everybody! 杉田敏です」「それではご一緒に、勉強して参りましょう」――。杉田さんのラジオ講座が始まったのは1987年。81年に旺文社から出版した『戦略的ビジネス英会話』という本がきっかけでNHKから依頼され、「やさしいビジネス英語」というラジオ講座がスタート。番組は優しい杉田さんの声で始まるものの、その内容は国際ビジネスの最前線で交わされる会話で難易度が高く、リスナーからは「ちっとも“やさしく”ない」という声が相次いだという。しかし、杉田さんは「教材のレベルは、自分の目線よりも少し上でないといけません」と語る。

 それから34年。ラジオ講座からの「卒業」を決めた理由を、「私もだんだん年を取ってきて、知力、体力、気力が年相応に衰えています。そろそろ引き時かなと考えました」と話す。

「二足のわらじ」のラジオ講座とPRに一体感

 杉田さんのキャリアは、英字新聞の記者から始まった。アメリカ留学を経て、興味があったPRの世界に転身。日米で国際ビジネスの第一線に立ち続けながら、通算で33年もの間、ビジネス英語講座のテーマ設定やビニェットの執筆、収録を担ってきた。

 一見、ラジオとPRの世界は遠いようだが、杉田さんにとって「二足のわらじ」は「一体感があった」という。「PRでいろいろなクライアントを担当し、多種多様な仕事をしてきて、その経験をいつかまとめてみたい気持ちがあった。ビニェットを書くときも、『この経験を盛り込もう』と思っていた。だからそんなに苦労したという気持ちはないし、書くことは好きなので、楽しいことが多かった」と振り返る。タイムリーなテーマを選び、杉田さんが実際に経験したことや同僚との会話などをヒントにしてビニェットの構成を考えてきたという。

 テーマの「ネタ枯れ」に悩んだこともなかった。「テーマにしたいことがありすぎて、困るくらい」と笑う。日々のラジオ番組は終わるが、季刊でビジネス英語のムック本が出る予定。春号のテーマは、ダイバーシティー(多様性)、夫婦別姓、コロナ時代のニューノーマル、次世代食品(植物肉と昆虫食)の四つ。今は夏号のテーマを練っている最中だ。「どのテーマを今の時期だったらどういう風に料理したらいいか」と考えるのだという。

スタッフとリスナーに支えられて

 ラジオ講座が長寿番組になったのは、「やはりスタッフの協力があってこそ」だと語る。昔からの思い込みで間違ったことを言ってしまったり、言葉の抑揚が間違っていたり。東京・神田の下町育ちの杉田さんは、いまだに「ひ」と「し」が混同してしまう。「この人たちなくしては、いい番組はできなかった」という。

 同じくらい大切にしていたのは、リスナーからの反応だ。「この三十数年間、1日たりとも聞かなかった日はありません」というメールに驚いたり、講演会で昔のテキストを持ってきてくれる人に会ったり。リスナー同士で職場結婚したという報告も。「そういう反応が大きな励みになりました」

 That’s all for today!(今日はここまで)。次回は「オトナの英語学び直し術」について聞きます。

 


 

(2021年3月4日)

NHK放送文化賞に「北大路欣也さん」「さだまさしさん」など7人 | NHKニュース


(2021年3月5日)

「実践ビジネス英語」番組終了のお知らせと、NHK放送文化賞決定のニュースに関連して、多くの方々からメッセージをいただきました。改めて、長年番組を支えてくださったリスナーの皆さんに感謝申し上げます。
中でも、今年96歳になる青山学院高等部の恩師からいただいたお手紙が印象的でした。「第一時間目にあなたから難しい質問をされ、困ったのを覚えています」とありました。今では穴があったら入りたいような気持ですが、最初の授業の日には英語教師に難しい質問をして実力をテストしたり、困らせたりするのが楽しみでした。
この恩師には「やさしいビジネス英語」の時代から16年間、テキスト巻末の和文英訳のページを担当していただきました。当時アメリカ大使館で翻訳官をされていて、この人以上に和文英訳の上手な人はいないと思ってお願いしたものです。
また今朝は、小・中学校時代に入っていたNHK東京放送児童劇団の仲間と電話で話をしました。昨日のテレビのニュースを見て、手紙をくださったそうです。まだそれは届いていませんでしたが、劇団の当時の指導者が存命でいらっしゃればとても喜んでくださっただろうという話になりました。
新橋の「Bistroみやます」のオーナーで、劇団で私と同期生(故人)の息子さんの弁護士も昨日ニュースを見て知ったそうで、連絡をいただきました。
いずれもコロナのために大人数では集まれないのですが、小さなグループで会おうということになっています。
今後は季刊のムック本に力を入れて、気力・体力・知力の続く限り頑張りますので、引き続きサポートをいただければと存じます。ありがとうございました。
杉田敏


(2021年3月4日)

NHK放送文化賞に「北大路欣也さん」「さだまさしさん」など7人 | NHKニュース


(2021年3月4日)

もう挫折したくない「オトナ」のための英語学び直し術とは/杉田敏さんに聞く(2) https://www.asahi.com/relife/article/14211146


(2021年2月25日)

衆議院議員の古川康先生がこんな投稿をしていたことを、だれかが 教えてくれました。週刊yasushi903号 「ビジネス英語が普通名詞に」

時々このコラムでも取り上げているがNHKラジオ第二放送の「実践ビジネス英語」が今年の3月で終了することになった。
英語を学ぶと言うよりは英語で米国の社会を学ぶあるいは世界の潮流を学ぶと言う番組だった。 最後の3月のテーマは、前半が「ネットいじめ 」、後半が「新しい日常」。まさに今日的なテーマを題材にしたもの。
33年間の間、1人が講師を務めたのは100年近いNHKの放送史上例を見ない。 この講座が始まった昭和62年。この放送開始が4月で私はその年の4月から長野県庁で勤務することになったから同じ位のタイミングでこの「やさしいビジネス英語」を聞き始めたように思う。 この番組、毎回のテーマが秀逸だった。
オゾン層の破壊やレインフォレストと言う名前の環境配慮型の化粧品会社がテーマになったこともあった。このレインフォレストと言う会社は実際にはボディショップと言う会社の事だった。当時はまだ日本に進出してなかったがこの創業者のインタビューもラジオ講座の中で取り上げられたように思う。
児童虐待やセクシュアル・ハラスメントもテーマになったことがあった。当時はアメリカでの出来事というような受け止めだったように思う。これがわが国社会でもこれほど当たり前のことになっていくとは当時は実感できなかった。
ペットロスも題材になったし、ペットの関係で言えば最近ではペットの献血というテーマもあった。
ペットがビジネス英語のテーマになる。今では普通のことのように思うがほとほとさようにこの番組はその時々のアメリカ社会をリアルに描き出してくれていたのだった。
最後の1年間となった2020年度はコロナのために収録ができず7月号は前年の6月号の再放送という異例の形になったりもした。
また、東日本大震災のときには収録する外国人スタッフの確保にも苦労をされ、その頃は登場人物の数を少なくせざるをえなかったと聞いた。
1人でこの番組を切り盛りしてこられた杉田敏先生に心から敬意を表したい。
4月からは別の講師による「ラジオビジネス英語」という新しい講座がスタートする。
もはや「ビジネス英語」と言う言葉は普通名詞になったようだ。

古川 康(ふるかわ やすし) - 投稿 | Facebook


(2021年2月25日)

本日(2021年2月25日)の朝日新聞朝刊の「声」欄に取り上げていただきました。ありがたいことです。





(2021年2月12日)

実践ビジネス英語」34年の歴史に幕 iPS細胞研究の山中教授もリスナー「ジョギングの友だった」
(東京新聞)

https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/85236


(2021年2月12日)




(2021年2月12日)

「実践ビジネス英語」が終了してから初のオンラインセミナーを、帯広の英語学校Joy Academyの主催で4月に行うことになりました。ご興味がおありのかたは是非早めにお申し込みください。

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3月で杉田敏さんの「実践ビジネス英語」が終了することになりました。1987年に杉田さんがNHKでの最初の講座「やさしいビジネス英語」を始めた頃、一番弟子ということで私は和訳の手伝いをさせてもらいました。以後もコラム「あんな時、こんな時」や、リスニングチャレンジのコーナーを担当させてもらうなどし、師匠にはいろいろと鍛えてもらいました。私はラッキーな男です。杉田さんには感謝しかありません。その思いを込め、このオンライン講演会を企画しました。全国、全世界の杉田敏ファンのみなさん、ぜひご参加ください。
浦島久


4/25 杉田敏オンライン特別講演会「アメリカン・ユーモアを解する」|帯広の英語学校 JOY【ジョイ】 (joyworld.com)


(2021年2月8日)

来年度のNHKラジオ講座が発表されたので、「実践ビジネス英語」の終了が公になりました。1987年に「やさしいビジネス英語」として始まってから34年です。4月からは季刊のムック本で「現代ビジネス英語」を始めます。引き続きどうぞよろしく。




(2021年2月7日)

AFPやロイター通信は、「わきまえる」をplaceという語を使って We have about seven women at the organising committee but everyone understands their place.
と表現したそうですが、ここから思い出すのは、今ではもうほとんど使われなくなってしまった古いことわざです。
A woman's place is in the house.
houseの代わりにhome, kitchen, familyなどを使ったものもありますが、いずれも「女のやるべき仕事は家事」「女は家にいるべき」ということです。
1970年代のwomen’s libの時代には、
A woman's place is in the House . . . and the Senate. などと書かれたTシャツも登場しました。
the Houseとは下院(the House of Representatives)のことで、「女性の居る場所は下院であり…上院でもある」という意味です。
The New York Timesに次のような見出しを見つけました(2月3日) A dog’s place is at the White House もとのことわざを知らないとここからユーモアを感じることができないかもしれませんが、バイデン大統領が2匹の犬をホワイトハウスに連れてきた、ということです。トランプ氏は、これまでの伝統を破って何もペットを飼っていなかったことでも知られています。



(2021年2月5日)

ロナルド・レーガン大統領は2期8年の任期を務めあげ、1989年1月20日に77歳11か月という大統領としては史上最高齢でホワイトハウスを後にしました。それから4年後の1993年、レーガン氏はアルツハイマー病と診断されたのです。
当時はまだアルツハイマーという病気が一般にはよく認知されていなかったのですが、そのことを公表することによって広く多くの人に状況を知ってもらおうと、翌年、レーガン氏はアルツハイマー病の病状を公表しました。それは、White Houseの便箋に書かれた国民にあてた手紙という形で出されたのです。
今回、日米会話学院での「杉田敏と英字新聞を読もう」の5回目の授業では、その手紙を読んでもらいました。その最後の部分にあったI now begin the journey that will lead me into the sunset of my life. ということばは、当時大きな衝撃として受け止められました。
レーガン氏は2004年6月5日に、93歳の生涯を閉じました。その時、歴代アメリカ合衆国大統領の中で最長寿でした。
1. Warming Up (5) updated.pdf




(2021年1月29日)

本日、日米会話学院における「杉田敏と英字新聞を読もう」の4回目の授業では、先週水曜日の大統領就任式でThe Hill We Climbと題された自作の詩を朗読した22歳の詩人Amanda Gormanさんのビデオを受講生に見てもらいました。
その式の直後からMerriam-Websterのサイトで検索(lookup)件数が急増したのがpoet laureateということばだったそうです。「桂樹詩人」ということ。彼女の書いた詩集がアマゾンのベストセラーのリストのトップに躍り出ました。そのことをイギリスのThe Guardianが次のような見出しとともに報じています。
Amanda Gorman books top bestselling lists after soul-stirring inaugural poem. Two upcoming books on Amazon’s bestseller list within hours after the resounding delivery of her poem at the swearing-in.
感動的な詩でしたが、私が好きな部分は
So while once we asked: How could we possibly prevail over catastrophe?
Now we assert: How could catastrophe possibly prevail over us?
です。
1. Warming Up (4).pdf


(2021年1月22日)

今週月曜日は、アメリカではMartin Luther King Jr. Dayでした。
キング牧師はI have a dream. というスピーチでもよく知られていますが、ほかにもいろいろな名言を残しています。次は私の好きなことばです。
If you can’t fly then run; if you can’t run then walk; if you can’t walk then crawl; but whatever you do you have to keep moving forward.
本日、日米会話学院における「杉田敏と英字新聞を読もう」の3回目では、1951年、トルーマン大統領によって解任されたダグラス・マッカーサー元帥が上下院両院合同会議において行った有名なスピーチの最後の部分の実録を受講生には聞いてもらいました。
Old soldiers never die; they just fade away. という文句は非常に有名なので、いろいろなパロディも生まれています。たとえば、
Old soldiers never die, only young ones do. (そうですよね。)
Old policemen never die, they just cop out.
(cop outは「言い逃れる」と言った意味ですが、「警察官」を意味する俗語のcopにひっかけてあります。)
この文句とほぼ同じくらい有名なのは、日本軍によってフィリピンが陥落した際にマッカーサーが言ったとされる
I shall return.
です。
20日、バイデン大統領の就任式に出なかったトランプ氏がビデオメッセージの中で
We will be back in some form.
と言っていましたが……
1. Warming Up - Douglas MacArthur speech 1951

(2021年1月14日)

本日、日米会話学院の新春二回目の講座では、Warming Upの冒頭にイングランドの詩人・作家のJohn Donne(1572-1631)の詩を取り上げました。このたった13行の短い詩の中に、英米人であればだれでも知っている有名なフレーズが2つも入っています。さてそれは……
1. Warming Up (2)A

(2021年1月12日)

「敷居が高い」という日本語の慣用句について昨年10月15日の授業でお話をしましたが、「実践ビジネス英語」1月号のテキストの「はじめに」で解説をしています。また2月号の「はじめに」では「敷居」の意味のthresholdについても書いているのでお読みください。
2 月-はじめに

(2021年1月8日)

本日は日米会話学院における1月期の最初の授業でした。
冒頭に 「師付領進門、修行在個人」
(師はあなたを入り口まで導くが、修行は自らしなければならない)
という中国のことわざを紹介しました。修行と言えば、昨年12月のTBSテレビ「サワコの朝」で、阿川佐和子さんが僧侶・塩沼亮潤氏とお話をされていたのが強い印象となって残っています。

この高僧は、1300年の歴史の中で、未だ2人しか成し遂げた者がいないという日本一過酷な修行「千日回峰行」をされた方です。これは、1日48km、高低差1300m以上の険しい山道を往復16時間かけて歩くこと年間120日。それを9年の歳月をかけて1000日間歩み続けるというものです。途中で行を続けられなくなった時は自害する。そのための「死出紐」と、短剣、埋葬料10万円を常時携行することになっています。それを5年700日満行した時に、さらに過酷とされる「堂入り」が行われます。入堂前に行者は生き葬式を行い、9日間にわたる「飲まず、食わず、眠らず、横にならず」の「四無行」を行いますが、それも達成しました。

この僧侶にとって、こうした修行が最終目的ではありません。修行の後に、仏の教えを日本全国だけでなく世界中の人に知ってもらうことが目的だとはっきりおっしゃっていました。

「杉田敏と英字新聞を読もう」というこの講座も、ただ「英字新聞を読む」のが目的ではありません。その先にある「英語学習における着地点」を考えていただきたいのです。

本日使用した教材の一部を添付します。
1. はじめに


(2020年12月16日)

本日が今回のシリーズ最後の収録日でした。スタジオでヘザー・ハワードさんとともに花束をいただきました。長年、サポートしてくださったNHKのスタッフに感謝です。




(2020年12月15日)

10月15日の授業で「敷居が高い」という日本語の慣用句についてお話をしましたが、本日発売の「実践ビジネス英語」1月号のテキストの「はじめに」で解説をしています。また2月号の「はじめに」ではthresholdについても書いています。

(2020年12月16日)

12月14日づけのUSA Todayの次の見出しにもthresholdが使われています。News alert: A once-unthinkable threshold: 300,000 people have died from COVID-19 in the United States


(2020年12月15日)

昨年9月にDHCから出版された「現代アメリカを読み解く」のキンドル版ができました。




(2020年12月11日)

日米会話学院の第1回目の講義では、よく知られているクリスマスの詩 ’Twas the Night Before Christmas を聞いていただきました。それと同時にクリスマスに関連したいろいろなお話も。
都内のあるデパートの年末のキャッチフレーズが、Stay positive for Christmasだということを知人が教えてくれました。ここは確か「ジェンダーフリー売り場」を設けたデパートだったと思います。ジェンダーは、定義のしかたによって100以上あるとも言われますが、ジェンダーのない人はいません。(英語ではgender-fluid, gender-neutral, nonbinaryなどと言い、「ジェンダーフリ」は和製英語です。)
今年はThe most negative word is “positive.” ですから、このキャッチフレーズにはとても違和感があります。皆さんも、コロナの陽性にならないように、お気をつけください。
1. Warming Up.pdf

(2020年12月8日) 佐藤 孝憲さんは杉田 敏さんと一緒にいます

先日の杉田先生の読売新聞での講演がYoutubeにアップロードされましたのでご案内いたします。



https://youtu.be/SFHw6d-r12E

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(2020年12月8日)

もうすぐ終わろうとしている2020年は本当に試練の年でしたね。Timeの12月14日号の表紙です。

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(2020年12月5日)

英語でふり返る激動の2020年」のオンライン講演が無事に終わりほっとしています。今朝までにたくさんの皆さんからフィードバックをいただきました。ありがとうございます。このテーマでお話をするのは初めてで、いろいろ勉強になりました。ただ、情報を詰め込み過ぎて、後半が急ぎ足になってしまったのが反省点です。

読売新聞 2020年12月5日(土曜日)

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(2020年12月4日)

Collins Dictionaryが2020年のWord of the Yearにlockdownを選んだのに続き、Oxford English Dictionaryは今年のWordは1つに絞りきれなかったとのことで、約50語から成るpandemic vocabularyを発表しました。Merriam-Websterは今週の月曜日にWord of the Yearを発表したのですが、それはpandemicでした。言語の世界でも、まさにnovel coronavirus, Covid-19, pandemicに明け暮れた1年になりそうです。面白いと思ったのはMerriam-Websterが発表した「次点」の10語の中に、irregardlessが含まれていたこと。辞書を引くと、用法として「非標準」と書かれています。なるほど、今年はそういう年なのですね。 日米会話学院の9回目の講義にはLongfellowのA Psalm of Lifeを取り上げました。
1. Warming Up.pdf

(2020年12月4日)

The Wall Street Journalの記事に関連して、Kamala HarrisはMs. Harrisと呼んでいるのになぜHillary ClintonはMrs. Clintonなのか、という話をしていました。答えは、Hillaryは自分のことをMrs. Clintonと呼んでいるからです。現代において、女性は未婚・既婚の区別のないMs. を使うのが一般的な風潮になっていますが、その中で「私はMister PresidentであるMr. Bill Clintonの妻のMrs. Clintonです」ということを明確にしたいからだと言われています。それからカリフォルニア州などで合法的に同性婚をした女性も、二人ともMrs. を名乗る傾向がある、ということも申し上げました。その場合も、Ms. ではなく「既婚女性」であるMrs. なのです。Jaqueline Kennedyの時代とはまったく背景が違います。。
1. Warming Up.pdf

(2020年11月27日)

Collinsに続きOxford English DictionaryやMerriam-Websterなどが、それぞれのWord of the Yearを発表、と思われていたのですが、何とOEDは今年のWordは1つに絞りきれなかったとのことで、代わりにpandemic vocabularyを発表して驚かせました。
同辞典の発行元のOxford Languagesは、英語圏で発行されているニュースメディアに使われた110億語のcorpusを分析し、その年に最も頻繁に使われ話題になった語句を発表していたのですが、今年は1語だけを選ぶことができなかったというのです。
50ほどの語句が載っているshort listは発表したのですが、そのほとんどがpandemicあるいはcoronavirusに関係したものでした。因みにpandemicという語の使用頻度は昨年に比べて57,000%増だったそうです。
coronavirusは1968年の造語でしたが、今年になるまで医療以外の場面ではあまり使われることはありませんでした。今年の1月の時点においては、トランプ大統領の弾劾問題に関連してimpeachとcoronavirusはほぼ同じくらいの頻度で使われていたそうですが、現在では普通名詞のtimeを抜いて最も頻繁に使われる英語の名詞の1つとなったと発表しています。
8回目となった日米会話学院の昨日の講義では、Longfellowの詩を取り上げました。

1. Warming Up.pdf

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