音声DL BOOK 杉田敏の 現代ビジネス英語 2022年 秋号


発売日 2022年9月14日
価格 定価:1,320円(本体1,200円)
判型 B5判

◇ 詳しくは、音声DL BOOK 杉田敏の 現代ビジネス英語 2022年 秋号 | NHK出版 (nhk-book.co.jp)

いまの英語をそのまま。実際の会話をナチュラルスピードでお届けします。


ビジネスパーソンの英会話に必要なのは、最新の社会トピックを自在に展開できること。 最新の話題を取り入れた、内容、語彙ともに最高レベルのビジネス英語テキストです(音声ダウンロード付)。

2022年春号より、NHK出版HPにて、1か月につき1レッスンのビニェットとWords & Phrasesの音声を、すべて試聴することができます!詳しくは当社HPで音声DL BOOK 杉田敏の 現代ビジネス英語 2022年 秋号 | NHK出版 (nhk-book.co.jp)(期間限定)


2022年 秋あの内容
Lesson 9 Take a ‘Sad Day’ If Work Weighs You Down「仕事が重荷だったら、精神休養日を取ろう」
Lesson 10 Workplace Romance and Single People「職場恋愛と独身の人々」
Lesson 11 Four-Day Workweek「週 4 日勤務制」
Lesson 12 Appreciating Humor「ユーモアを理解する」
音声ダウンロードには、ビニエット、語句解説がすべて収録されています。

〈音声のダウンロードについて〉 本書を購入された方は、本書の音声をNHK出版サイトからダウンロードできます。詳しくは書籍内の説明ページをご参照ください。
※この本の番組放送はありません。

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*パソコン・スマホのどちらでもダウンロード可能! *複数の端末にダウンロードしてご利用いただくことができます。 *一度パスワード登録したコンテンツはサイトから再ダウンロードできます。

●スマホまたはタブレットでは、NHK 出版公式の語学アプリ「語学プレーヤー」(無料)を利用します。音声をご利用端末に直接ダウンロードできます。
●パソコンでダウンロードする場合には、mp3 音源を zip 形式でご提供します。

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(2022年9月21日)

本日の読売新聞朝刊に掲載された「現代ビジネス英語」秋号の広告です。Lesson 9のテーマはTake a ‘Sad Day’ If Work Weighs You Down(「仕事が重荷だったら、精神休養日を取ろう」)です。

アメリカでは最近、従業員の精神面での健康や福祉が重視されるようになっているので、身体的な病気以外の理由で欠勤する場合にも、それを認める企業が多くなっています。ビニェットの舞台になっているAlex & Alexではそうした精神休養日を、sad dayと呼んでいます。

とは言っても、「ストレス疲れ」「気分が乗らない」といったような理由で休みを取ることをためらう人も多いようです。A & Aでは、どのような理由で病欠を取りたいかを言う義務はありません。一般的に、雇用主は身体的あるいは精神的な医学的症状について、従業員に尋ねてはいけないことになっています。

 

(2022年9月11日)

近日発売の「現代ビジネス英語 秋号」(NHK出版刊)では、「精神休養日」「職場恋愛」「週4日勤務制」「ユーモア」を取り上げていますが、「最期までユーモアのセンスを失わなかった人」としてピュリツァー賞受賞のユーモア作家Art Buchwald氏のことについても書いています。

絶大な人気があったコラムニストですが、2007年に肝不全で81歳で亡くなった時に各紙に掲載された死亡記事(obituary)を読んで驚きました。母親は1925年に彼を産んだ数週間後からうつ病に苦しみ、35年間精神科病院に入っていたので、彼は一度も会うことはなく、1929年の世界恐慌で父親が破産してからは、5歳になるまで児童養護施設などで暮らした、という悲惨な幼少時代だったのです。

74歳の時に脳梗塞を発症し、その6年後には糖尿病で片方の脚のひざから下を切断しました。その後ホスピスに入ったものの、奇跡的に「回復」し、インタビュー記事ではI’m the only person who became famous for dying. と自身のことを語っています。また、長年bipolar disorder(双極性障害)に苦しんでいて、自殺未遂で2度入院しています。

亡くなった翌日のThe New York Timesではvideo obituaryに登場し、Hi. I’m Art Buchwald, and I just died. と語っていました。

あまりにも壮絶な人生を送ってきたがために、「人々を笑わせるために地球に遣わされた」(I was put on earth to make people laugh.)とも言っています。また彼にとってのユーモアのカギとは、「軽いテーマを深刻に扱い、深刻なテーマを軽く扱うこと」(The key to his humor is to “treat light subjects seriously and serious subjects lightly.”)だったそうです。

 

(2022年9月7日)

日米会話学院10月期特別講座の受講生(対面・ウェビナー)募集が始まっています。私は、来週発売になる「現代ビジネス英語」(NHK出版刊)秋号を使い「精神休養日」から「職場恋愛」「週4日勤務制」「ユーモア」などのテーマを取り上げます。

佐藤昭弘氏は、「ライティング・トレーニング」(同じくNHK出版刊)の著者で、青山学院大学ESSの1年先輩、またnow-defunct Asahi Evening Newsで一緒に働いたお仲間です。この著書の帯に「日本人で英文を書かせたら、彼の右に出る人はいません」と書かせていただいたように、超一流の英文ライターなので、きっと学ぶことは多いと思います。

 

(2022年9月6日)

本日発売のkotoba 2022年秋号(集英社クオ-タリー)に、杉田敏×大杉正明×遠山顕の鼎談が掲載されています。それぞれが30年前後、NHKラジオで英語講座を担当してきました。久しぶりに3人で集まって「日本人と英語」のテーマで話し合っています。

 

(2022年9月5日)

経済広報センター発行の月刊「経済広報」2022年9月号に、「海外広報担当者が知っておくべき英語の新常識」というテーマで記事を書かせていただきました。

 

(2022年8月27日)

https://www.nytimes.com/2022/08/16/health/fda-hearing-aids.html

本日の日米会話学院の講座では、「現代ビジネス英語」(NHK出版刊)夏号からTechnology to Help Enrich Seniors’ Lives「高齢者の生活を豊かにするテクノロジー」を取り上げました。アメリカで今、高齢者の間で最もホットなテクノロジーは、「補聴器」です。

というのも、ちょうど先週(8月16日)FDA(Food and Drug Administration)は、軽度から中等度の難聴の成人に、臨床評価なしに小売業者は補聴器を販売することができるという裁定を下したからです。これにより早ければ10月中旬から、オンラインやBest Buy, CVS, Walgreensなどの小売店で、一般の消費者が補聴器を買うことができるようになります。

「市販の補聴器」(over-the-counter hearing aids)は、専門の医師(audiologist)から購入するよりも最大で2,800ドル安くなるとFDAは見積もっています。これまで補聴器の普及の障害になっていたのは、数千ドルといった価格でした。日本でも個人向けに調整された高度な補聴器は60万円程度します。

その他にも補聴器の購入を躊躇させる要因の一つに、見た目があります。補聴器(特に耳の上にかけるベージュ色のもの)を付けるといかにも年寄りに見られて嫌だ、という人も多かったのですが、最近の補聴器は、とても小さく目立たなくなりました。イヤホンのようなものが多くなっています。

電池の寿命も長くなりました。最近の補聴器の多くは、ブルートゥース環境でスマホとして使うこともできるようです。またスマホを使っていろいろなアプリを利用することもできるます。

企業はさまざまな工夫を凝らしています。ビニェットはJane Rosenbergの次のような言葉で終わっています。

「技術革新の世界は日々、ますます興味深くなっています。科学者やエンジニアが次に考えつくことを目にするのが、楽しみですね。」(The world of technological innovation gets more interesting every day. I can’t wait to see what our scientists and engineers come up with next.)

秋号の講座は10月下旬からスタートします。お楽しみに。

 

(2022年8月24日)

GEのかつての同僚がこの本のことを教えてくれました。文字だらけの表紙がすべてを物語っていますね。

1980年代、GEの最盛期に私は貴重な経験をさせてもらいました。

2000年にThe Financial TimesはGEを3年連続で“the World’s Most Respected Company”に選び、2004年にFortune誌はCEOのJack Welch氏を“the Manager of the Century”と呼びました。

しかし手元にある記事によれば、2017年にThe New York Timesはすでに次のように書いていました。“Hardly anyone considers Mr. Welch a management role model anymore, and the conglomerate model he championed at G.E. . . . has been thoroughly discredited.”

そして2020年3月にWelch氏が84歳で亡くなって以降は、「アメリカが抱えている諸悪の根源はGEとJack Welch」といった論調がThe Wall Street Journalなどを中心に目立ってきました。The New York TimesはWelch氏の死亡記事の中で、often criticized today as a symbol of corporate greed and economic inequityと書いています。

Welch氏といえば、Neutron Jackという「あだ名」が有名で、彼についてよく使われた修飾語は、brash, abrasive, combative, blunt, ruthlessなどでした。GE Japan時代に私は広報担当副社長だったので、Welch氏と「日経ビジネス」編集長インタビューなどをセットアップしたのですが、ご自分がどのように外から見られているかについて、非常にナーバスになっていることがよくわかりました。

downsizingという語が一般的に使われ始める前から、Welch氏は人員削減を始め、1980年に41万1,000人いた総従業員数を1985年には29万9,000人に縮小しました。

GEにはかつて厳格な人事評価制度があり、多くの企業がそれをお手本にしていました。1980年代に導入されたのは、年に1度の勤務評定により各部署の従業員の業績をすべて数値化し、下位の10%を解雇するというものです。

社内ではこのシステムはvitality curveと名付けられていましたが、「社員をランク付けして業績の悪い者を解雇する」という意味で、rankと韻を踏んでいる俗語のyank(クビにする)を使いrank and yankなどと俗に呼ばれていました。

彼は数々の「名言」も残しました(ただその多くはスピーチライターのBill Laneが作ったものと言われますが)。私の好きなのは“Control your destiny or someone else will”で、同名の著書もあります(訳書名は「ジャック・ウェルチのGE革命」東洋経済新報社刊)。

“Face reality”はWelch氏の好きなモットーだったと言われます。

最初GEは私のクライアントで、世界数か国でPR活動のお手伝をしていました。やがて人事・広報担当の副社長としてGE Japanに移り、その間にCrotonvilleでの幹部研修などを含めスケールの大きないろいろな活動に参加させてもらいましたが、GEを去ってからも「どうしてGEのような巨大企業がこんな無残な姿になってしまったのか」不思議でいっぱいでした。

本著は多くの答えを与えてくれます。

 

(2022年8月20日)

「大人のための塗り絵本」(coloring books for grown-ups)は、欧米では2015年に爆発的なブームが起きました。「脳トレ」の一環として、以前から特に高齢者に人気があったのですが、このブームは日本にも波及し、クレヨンなどの売り上げが上昇したと言われます。

今年は、アプリやポッドキャストによる「大人のためのおとぎ話」(bedtime stories for adults)がアメリカで静かなブームを呼んでいます。ベッドタイムストーリーを聞きながら自然に眠りに入るスタイルが人気のようです。本日の日米会話学院における講義では、その一つを受講者に聞いてもらいました。寝た人はいなかったようです。

今回のテーマは、Sleep Well, Live Well(よく寝て、健康に生きる)で、睡眠と健康との関係をテーマにしたビニェットでした。

しかし、Live well. というと、その後にIt is the greatest revenge. と続けたくなります。それはユダヤ教の教えを集大成した本「タルムード」(The Talmud)に収められていることばで、「立派な生き方をせよ。それが最大の復讐だ」ということです。

この言葉は、Iさんがある雑誌のインタビューの最後に、当時のご自分の心境を語って紹介していたものです。「これはタルムードに収められた言葉ですよ」とお話すると、「そうでしたか。この言葉を私に教えてくれたのはユダヤの方でした」とおっしゃっていました。

Iさんと言えば、東証一部上場企業初の女性役員、経済同友会初の女性会員など「女性初」のタイトルを総なめにし、「キャリアウーマン希望の星」として話題をまき続けたことで有名です。

そのIさんに初めてお会いしたのは1980年に、ある賞を受賞される直前のことでした。当時、選考委員会の事務局に関連した仕事をしていたので、ご挨拶に伺いました。

当時を振り返ってIさんは「あの賞は私の不幸な日々の始まりでした」とおっしゃいました。受賞によりさらに有名になり、マスコミに頻繁に登場することになったため、社内の妬みを買い、結局、35年勤務した会社を辞めざるをえないような状況に追い込まれてしまったのです。

ご本人は多くを語りませんが、当時の新聞をスキャンしてみると、「役員時代、決して順風満帆ではなかった」(朝日新聞)、「社内で〝不遇〟だったことは確かである」(読売新聞)といった記述から、ご本人の気持ちを推測することができます。当時のいくつかの週刊誌はもっと酷い言葉を使って退社時の模様を報じていました。

このタルムードの言葉が「会社を辞めても、立派に生きればいい。それが自分を追い出した人たちを見返してやることになる」と語りかけているように思えたのでしょう。私も「尊敬できない上司の下では働けない」と辞表を叩きつけて辞めた経験があるので、大いに共感できる言葉です。

 

(2022年8月18日)

注文してあった「APスタイルブック 56版」(The Associated Press Stylebook 2022-2024)が届きました。この本はAP通信社が毎年発行するするもので、英文報道におけるバイブル的存在で、新しい語句の使用の指針などを発表すると、それだけでニュースになることもあります。最近では2017年版から、they/them/theirを3人称単数のジェンダー区別のない(gender-neutral)代名詞として使うsingular theyを収録して話題になりました。

辞書とは違い、このスタイルブックはマスメディアで使われる用語の適性についての指針を明らかにし、解説してくれます。最初に発行されたのは1953年ですが、毎年7月ごろに新版が発行されるので、最近は毎年購入しています。手元にある一番古いのは2009版ですが、巻末に校正符号の一覧が掲載されていて、いかにもデジタルコミュニケーション以前の時代のものという印象です。

最新の56版には、300以上の新規あるいは修正された項目が含まれているとあります。特に、障害、人種、ジェンダー、宗教、ソーシャルメディア、コロナウイルス、暗号通貨、テロ、薬物、軍事用語などの分野に多いようです。

例えば、つい最近まで、非白人(有色人種)を指す最も丁寧な語とされてきたpeople of colorは、acceptableとしながら、白人でないことで「一緒くた」にされることを嫌う人もいるので、注意するよう(be aware)とし、個人に対してはperson of colorという表現は使わないように(Do not use person of color for an individual.)とあります。

またpeople of colorの略語としてのPOCだけでなく、BIPOC (Black, Indigenous and people of color) やBAME (Black, Asian and minority ethnic) についてもDo not use the shorthand. としています。

 

(2022年8月10日)

いつもはペンスタンドとして何気なく使っているカップに50 YEARSとある。そうだ、これは今からちょうど50年前、シンシナティで新聞記者をしている時に、Reliable Castingsという地元の鋳物会社の50周年記念にもらったもの。当時どんな記事を書いたかは忘れてしまったけれど、まだ存在していれば今年は100周年を迎えているはず。

インターネットで検索をしてみると、この会社は大きく成長して兵庫県宝塚市にも代表事務所を置いていた。日本とも何らかの関係があるのだろう。この50年間のReliable Castingsと私の成長を祝いたい。

 

(2022年8月10日)

4回の接種を受け、平熱で無症状なのにバーチャルロックダウン中に、久しぶりに長編の小説「プリンシパル」(長浦京著、新潮社)を読み終えた。1945年8月の終戦の日から1955年までの10年間と言えば、まさに私が生まれてから疎開し、小学生だった時代。「隠匿物資」「GHQ」「進駐軍」「ワシントンハイツ」「聖路加病院」といった懐かしいキーワードとともに占領下の日本におけるやくざの抗争、政治の腐敗・癒着を面白く読ませてくれる。「東京アンダーワールド」(ロバート・ホワイティング著、角川書店)には力道山が出てきたが、「プリンシパル」に登場するのは美空ひばりや著名な政治家と思われる人たち。「なるほど、あの時は実はそうだったのか」と思うことも随所にあり、映画化されたら真っ先に観に行きたい。

 

(2022年7月30日)

本日の日米会話学院の講座では、「現代ビジネス英語」(NHK出版刊)夏号からFrom Bike Trail to Bike Kitchenを取り上げました。主人公の井出恭平が2人の学生と共に、ニューヨークシティーからカナダ国境手前まで、約400マイルの行程を1週間かけて自転車で走破したというビニェットがテキストです。

このバイク専用トレイルはEmpire State Trailと呼ばれ、ニューヨークシティーから州都オールバニーを経由してカナダ国境までと、オールバニーから西にBaffaloまで延びる全長750マイルに及ぶもので、2020年12月に一般公開されました。

既にかなり人気の自転車ルートで、YouTubeにはざっと数えただけでも100以上の動画がアップされていて、中には日本語の字幕入りのものもあります。その行程はa combination of city streets, highways and country roadsとビニェットにあるので、John DenverのCountry Roadを教室で流し聞いてもらいました。世界中で大ヒットした名曲です。

BuffaloはNiagara Fallsにも近く、エリー湖に臨む商工業都市です。buffaloは「アメリカ野牛」のことで、このあたりにはかつてたくさんの野牛が生息していたのでしょう。アメリカではbuffalo steakを出すレストランもあります。buffalo wingという料理もありますが、こちらは野牛とは関係のない「鶏の手羽を揚げてスパイスの効いたソースに漬けて出す料理」(写真)のことで、Buffaloのレストランから広まったのでその名がついたと言われます。

他にも地名のついた有名料理としては、Boston baked beans(豆とベーコンなどを煮込み、赤砂糖やケチャップで調味したもの)、New York cut(骨なしヒレ肉の最上級のステーキでNew York stripとも言う)、Cincinnati chili(地中海風のスパイスを用いたミートソース)、Chicago pizzaなどがあります。

 

(2022年7月23日)

季刊の「現代ビジネス英語」(NHK出版刊)夏号をテキストに、本日から日米会話学院での講座を開始しました。初日に取り上げたのはLesson 5のLiving with Covid-19『「ウイズコロナの時代」に生きる』です。

このところcoronavirus, Covid-19, pandemicという語を目にしない日はほとんどありませんが、イギリスのGBH NEWSがパンデミックが英語に与えた影響についてThe Pandemic Has Transformed The English Languageという見出しの長い記事を書いていました(2021年3月10日)。

WHO(世界保健機関)がCOronaVIrus Disease 2019を短縮した造語としてCOVID-19を発表したのは2020年2月のことでしたが、Websterなどの辞書を出版しているMeriam-Websterは、その直後にCOVID-19を含む20超の新語を緊急リリースの形で発表しました。そしてそれから34日後にCOVID-19はWebster辞書の電子版に収められたそうです。新語が発表されてから辞書に載るまでとしては記録的に短時間でした。

COVID-19については、これまで

COVID-19

Covid-19

covid-19

の三通りの書き方が英米のマスコミでは使われてきました。

OED(Oxford English Dictionary)はCovid-19、
Merriam-WebsterはCOVID-19
と表記しています。APスタイルブックはCOVID-19を推しています。

WHOが発表したのはCOVID-19ですが、大文字が続くと多少読みにくいのとスペースを取るので、Covid-19あるいはcovid-19と表示するメディアもかなりあります。

また、コロナから生まれてきた新語にlong haulerがあります。これはもともと「長距離トラックの運転手」を意味する普通名詞だったのですが、「コロナウイルスの後遺症に長く苦しむ人」という意味で使われるようになりました。APスタイルブックは、次のように説明しています。

The term long-hauler describes a person or group of people who do not fully recover from COVID-19 and have lingering symptoms, including fatigue, shortness of breath, “brain fog” and trouble sleeping.

ただし、現在ではlong haulerが多少軽蔑的な語感を持つようになってきたので、Use sparingly and describe the long-term health problem, if relevant. 「気を付けて使うように」と注意を促しています。「コロナウイルスの後遺症」という意味ではlong covidあるいはlong COVIDが使われます。

https://www.wgbh.org/news/news/2021/03/09/the-pandemic-has-transformed-the-english-language

 

(2022年7月22日)

オハイオ州立大学に留学していたころ、下宿先から1ブロックほどのところにHoly Name Churchという教会があり、チャリティのためのbingo nightをよくやっていました。ビンゴのある日は、必ず制服の警察官が二、三名やってきて、教会の駐車場のところで、続々と車で集まってくる参加者のために交通整理をしていました。

 

日本でも大規模な葬儀などの際には、頼めば警察官が交通整理をしてくれるそうなので、ビンゴというのはかなり社会性のある集会なのかと最初は思っていました。

ある日、ちょうどビンゴが開かれているときに教会の前を通りかかったので、「警備」している警察官に話しかけてみました。そうすると、「いやなに、私たちは警察での勤務が終わって、実はここでアルバイトをしているのですよ。だからこうしてOff Dutyと書いた腕章をしているでしょう。私たちがこうしていれば、ビンゴに来た人たちも安心してゲームが楽しめるというものです」とのことでした。

制服を着た警察官が「非番」の腕章をしてアルバイトをしているというのも、アメリカならではの図のように見受けられました。アメリカではcafeteriaなどで制服の警察官が食事をしたり、コーヒーを飲んでいるところに出くわことがよくありますが、日本では見かけたことがありません。禁止されているのでしょうか。

ジャーナリズム学部の大学院で修士号を取得し、オハイオ州シンシナティの新聞社で経済記者として働き始めた時、最初にやりたかったことの一つは、真夜中の街をパトカーに乗って「探索」することでした。

上司の許可を得て、同僚の警察担当の記者に手続きを依頼しました。それから新聞社を管轄している分署に行き、Wanted! の手配書にあるような正面と真横からの写真を撮られ、「たとえ何が起こっても、警察に損害賠償請求をする権利を放棄する」という書類にサインをして、二人の警察官とともにパトカーに乗り込んだのです。

パトカーには、警察無線でかなり頻繁に連絡が入ってきます。走り出して数分後に受けた最初の無線連絡は、地下室に不審な人がいるようだ、という住人からの911番通報でした。車の中から強力な懐中電灯でhouse numberを照らしながら、道を静かに進みます。

該当する家の前まで来た時に、警察官からこう言われました。「ここからは、ついてくるか、パトカーに残ってカギをかけて待っているか、どちらにしますか。ついてくる場合、私たちが走り出すことがあれば、離れずに一緒に走ってください」

 

もちろん、パトカーに残るほうを選びました。結局、地下室にはだれもいませんでした。エアコンのファンに小枝が挟まって、音を出していたようです。

 

(2022年7月15日)

警察官との会話

アメリカに住んでいる時に、スピード違反や「一時停止」無視などでパトカーに停止を命じられたことが何度かあります。映画やテレビなどから、アメリカの警察官は「荒っぽい」という印象があったのですが、私個人の経験ではいつも非常に紳士的でした。

「一時停止」の交通標識のところでは、スピードを緩めるだけではなく、完全に車を停止させなければなりません。私はそれを怠ったため、パトカーに捕まったことが二度あります。一度目はPhiladelphiaの郊外だったのですが、警察官は、私が日本からの留学生で州外の住民であることを確認すると、反則切符を切らずに放免してくれました。

二度目は、標識を見た覚えがなかったので異議を申し立てたところ、警察官は、OK. Follow me. とパトカーのあとに車でついてくるように言い、標識のあるところまで戻るとSee? と指し示しました。納得です。

しかしやはり緊張するのは、車を道の脇に寄せて停車させ、警察官がこちらに歩いてくるまでの間です。内ポケットの免許証を出そうとすると、「ピストルを持っていると間違われる危険があるので、ハンドル(steering wheel)の上に手を置いて静かに待つように」と友人たちから教えられていたので、そのとおりにしました。

シチュエーション別の英会話の本はいろいろ市販されているのですが、「警察官との会話」について書かれたものはあまりありません。ただ、Everyday American English Expressionsという本の最後の部分にThe Policeという短いセクションがあります。先月の函館での講演会では、その中から一部を引用させてもらいました。

最初の部分にあるのは、

Freeze! Police!「動くな。警察だ」です。

Hands up! / Put your hands on your head. / Step out of the car slowly. / You’re under arrest.
などと続いています。

Trying to intimidate a police officer — not recommended「警察官を脅そうとするフレーズ(推奨せず)」というページもあり、

Do you know who you are talking to?

I’ve got friends in the police department.
などといったフレーズが並んでいます。

それに対する警察官の答えは、当然、I don’t care who you are! でした。

 

(2022年7月13日)

現在発売中の「現代ビジネス英語」夏号でFrom Bike Trail to Bike Kitchenというテーマを取り上げています。

アメリカでも日本でも最近は、車離れが顕著になってきています。私の住んでいるマンションでは、数年前までは駐車スペースを確保するのに毎月抽選が行われていたのですが、この数年間は駐車台数が減ったので、抽選は行われなくなりました。

日本の都心の問題としては、自転車を停めるスペースの不足が挙げられます。車道や歩道の一部に自転車用のレーンができたのはいいのですが、街中では駐輪場が限られていますし、駐輪場以外のところに停めておくと撤収されてしまいかねません。

長い間放置された自転車も見られるようになりました。そんな時には、不要になった自転車を修理して本当に必要としている人に無料で譲渡できるようなbike kitchenが、日本にもあったらなと思います。

自転車をもっと身近に。Bike kitchen という新しい試み | PLUGO JOURNAL (plugo-journal.com)

 

(2022年7月5日)

本日はFM Yokohamaからお呼びいただき、Baile Yokohamaという番組で「国際文化アナリスト」で「幸福研究家」の目崎雅昭さんから、拙著「英語の新常識」についてインタビューを受けました。番組最後の質問は、「杉田敏にとって幸せとは何ですか」でした。私の答えは、「到底できないと思っていたことができた時」。

アメリカの大学のジャーナリズム学部に入ってくる学生は、「自分には語学力・文章力がある」と自負している人たちばかりです。そうした人たちの中にいて修士号を取得するには、2年ではなく3年くらいかかるだろうと腹をくくってオハイオ州立大学に留学したのですが、Summer Semesterにも授業を受け、修士論文を書けば最短1年で卒業できると知ったのです。奨学金を受けてGraduate Teaching Associateとして週20時間、教授のアシスタントとして働くことも求められていたので、かなりの努力をして1年で修士号を取ることができました。その時に、極上の幸福感を味わったのです。そのことがその後のキャリアにおいても、何にも代えがたい自信となったと思っています。

 

(2022年7月5日)

Big Ben Bongs Will Soon Ring Out Again Across London - The New York Times (nytimes.com)

今朝広げたThe New York Timesの1面に ‘Sound of freedom and hope’ back in Londonという記事が載っています。修理のために5年間休止していたロンドンの一大ランドマークのBig Benの音が近々聞こえるようになる、という記事です。

Big Benと言えば有名なエイプリルフールジョークあります。

1980年4月1日にイギリスのBBCラジオが「ロンドンのビッグベンがデジタル化されることになった」ということを「ニュース」として流し、「連絡してきた最初のリスナーに不要になった時計の針を差し上げますと「発表」しました。

その結果、日本人からも反応があったそうです。当時のロンドン発AP通信の記事には、Within hours, a Japanese tanker seaman sent a cable to the BBC asking for Big Ben’s needle. とありました。アフリカ沖を航行していた日本のタンカーの船員が、電報で応募してきたのです。

世界中で大きな話題になったエイプリルフール・ジョークとしては、ほかにも「スパゲッティのなる木があった」や「シドニー湾で第二次世界大戦中の日本軍の特殊潜水艦が発見された」などがありました。また、「北京の天安門広場にテーマパークができることになった」「サマセット・モームが生前滞在していたシンガポールのホテルで、彼の遺稿が見つかった」「ブダペスト動物園で恐竜の卵がふ化した」などがあったのを覚えています。

季刊のムック本「現代ビジネス英語」では秋号(9月中旬発売)で「ユーモアを理解する」をテーマに、こうしたエイプリルフール・ジョークなどを扱っています。グローバル時代において「ユーモアのセンス」と「英語」はますます重要になります。

P.S.

ある年の4月1日の入社式で、新入社員にこう申し上げたことがあります。「皆さんが最後の4月入社の社員となります。つい先ほど、文部科学省から発表があったばかりですが、来年から9月が新学年のスタートになることが決定しました」。この嘘はすぐにばれました。でもApril Fool’s Day jokeで祝辞を述べた社長もそう多くはいなかったでしょう。

また、1968年3月31日、Lyndon B. Johnson大統領は全米向けに放送されたベトナム戦争に関するテレビ演説の最後に、「再選を求めず」という発表をしました。“I shall not seek, and I will not accept, the nomination of my party for another term as your President.” 突然の予想外の発表に全世界は驚いたのですが、これは事前にメディアに渡された発表文には入っていませんでした。

当時、その部分のニュースがAPのテレタイプで流れてきた時、私は朝日イブニングニュースの編集局にいたのですが、編集長の反応は、「こんな時にApril Fool’s Day jokeを流すなんて。アメリカのメディアの悪ふざけだな。Give me a break!」でした。これはジョークではないということがすぐに判明しました。

 

(2022年6月27日)

昨日のトークショーを終えて、本日の朝食は再び佐藤さんと。有名な函館の朝食です。どれもこれも美味しくて、つい食べ過ぎてしまう。それでは今朝は最後の講演をしてから、飛行機で帰京。とても楽しい「修学旅行」でした。参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

 

(2022年6月26日)

昨日から函館に来ています。大宮からたったの4時間、青函トンネルは22分で通過。感無量でした。最初に函館を訪れたのは、1961年、高校3年の夏。夕方に特急列車で上野駅を出発して、青函連絡船に乗り、函館に着いたのは翌日の朝。当時無二の親友だった高橋修三と一緒に周遊券を買って、北海道10日間のほぼ無銭旅行をしました。ホテルや旅館には泊まらず、お寺や教会、公民館や小学校の衛生室などに泊めてもらいました。もちろん野宿も。飯盒と米、ガソリンレンジは東京から持参し、最小限のおかずを求めながら……楽しい旅でした。でも親友は、今から20年以上前、50代の若さで帰らぬ人に。

今回は、「リスナーの集い番外編in函館」と銘打って、関東・関西から30名近くの熱心な元「実践ビジネス英語」のリスナーの皆さんと一緒に来ました。本日は五稜郭の近くで、北海道在住の学習者も交えた会でトークショーをすることになっています。

 

(2022年6月23日)

読売中高生新聞」(6月15日)にUnited World Collegeの学生・元学生が開発した難民向けの言語学習サプリAILEMに関する記事が載っています。3月から無料配信を始めていて、留学中の孫娘がそのプロジェクトの広報担当だそうです。今のところ英語、仏語対応ですが、順次言語を増やしていく予定とのこと。

https://www.ailemapplaunch.org/

 

(2022年6月22日)

本日のお昼は、昨年オープンした東京アメリカンクラブの日本橋サテライトで。来月ニューヨークに転勤になるK氏(中央)のための小規模な壮行会という趣旨だったのですが、話が盛り上がりとても楽しい雰囲気になりました。お料理も非常にアメリカンで、美味しかった。ここを訪れるのは初めてだったのですが、気に入りました。神田生まれ、日本橋(人形町、蛎殻町)育ちの私が元気をもらえる場所です。コロナが収束してこうした会をもっと持てるといいと思いました。

 

(2022年6月11日)

3年前の9月、記録的暴風となった台風15号が首都圏を襲った日に、成田空港からボルネオのコタキナバルに飛びました。昆虫好きの孫の上田翔太にボルネオの大自然を見せてやりたいと思ったからです。本日の日米会話学院の講座では、「現代ビジネス英語」春号からInsects and Climate Change「昆虫と気候変動」を取り上げたのですが、ボルネオとマレーシア本土のクアラルンプールを訪れ時のことを冒頭で話しました。でもこの旅行はギリギリの線で実現したものです。

覚えていらっしゃるでしょうが、2019年9月9日午前5時前に千葉市付近に上陸した台風15号は、大規模な被害をもたらし、300便以上の航空便が欠航し、高速道路では首都圏各地で通行止めが相次ぎました。成田空港では、都心部につながる交通機関が一斉に運休したことで、1万人以上が施設内で夜を明かたそうです。

9日の朝は準備をして、早朝にタクシーで自宅を出発したのですが、高速道路は途中で交通止めになり、降りて一般道を進みました。飛行機の出発の時が近づいてきて、もう間に合いそうにないと思うたびに、何度も出発が延期され、そのニュースを聞きながら、タクシーを走らせたのです。成田に近づくにつれて、道路に電柱や樹木が倒れていたり、信号が消えていたりで、被害の実態がだんだん明らかになってきました。

しかしその時のタクシーの運転士さんがとても機転の利く人で、カーナビを見ながら、農道のような狭い道を見つけて着実に成田空港まで車を走らせてくれました。空港のチェックインカウンターに着いた時には、もう出発ぎりぎりで、係員に「ゲートまで走れますか」と聞かれ、とにかく走ったものです。

やっとの思いで私たち夫婦は飛行機に乗れたのですが、翔太一家は成田市内で立ち往生。進むに進めず、戻るに戻れず。成田近くのホテルはすべて満杯。やっと民宿を1軒見つけることができたのですが、停電で電気もなし、水も出ないという中で一夜を過ごしたそうです。

翌日の夜遅く、何とか便を見つけたようで、翔太一家とコタキナバルのホテルで再会しました。その後は、スムーズにボルネオの自然を楽しむことができたのですが、貴重な経験でした。

 

(2022年6月7日)

「現代ビジネス英語」の2022年夏号の見本が届きました(正式発売は6月14日)。今号では、私も時々講演をさせていただいているVital Japanの代表者の小田康之さんのインタビューが載っています。また、巻末の「おたよりコーナー」には「こんにちは。58歳の主婦で、がん患者です」で始まる「ペンネーム:チコちゃん」からの嬉しいお便りも。

チコちゃんは、ラジオ「実践ビジネス英語」が終了したあとは、季刊の「現代ビジネス英語」で勉強し始めたそうです。「テキストを学習してているときは、病気のことを忘れて心はアメリカにあり、充実した楽しい時間でした……そして奇跡的にがんが寛解しました」とあります。

「寛解」という医学用語は知らなかったのですが、広辞苑によれば「病気そのものは完全に治癒していないが、症状が一時的あるいは永続的に軽減または消失すること」とありました。

夏号には楽しく、免疫力もアップするような4つのビニェットが載っています。手に取っていただければ幸いです。

 

(2022年6月4日)

本日の日米会話学院での講義は「現代ビジネス英語」春号Lesson 3からTraffic Safety「交通安全」だったのですが、Part 1のHeather Howardさんの解説の中に出てきた、Thanksgiving DayやChristmas定番のpumpkin pieについては知らない人がクラスのほとんど。それだけでなくpumpkin icecreamを食べたことがある人はいませんでした。

かつて高校生時代に聞いていた「百万人の英語」の中で、「アイスクリームの中で、パンプキンアイスクリームが一番好き」とあるアメリカ人が言ったのを、とても不思議に感じたことを思い出したのです。アイスクリームと言えば、当時はバニラかチョコレートくらいしか知らなかったのですが、1970年代に初めてアメリカに行き、Baskin-Robbinsで数十種類のアイスクリームが売られているのを見て驚きました。

pumpkinつまり「かぼちゃ」は荒地でも、あまり肥料もやらずに育つので、戦後はよく食べさせられました。しかしその当時のかぼちゃはごりごりしていて、とても「おいしい」とは言えませんでした。戦後一時疎開していた甲府の名物は「ほうとう」で、その中には必ずかぼちゃが入っていたのですが、父親は「こんなまずいものをよくこちらの人間は食べるな」と言っていたのを覚えています。

しかし今ではほうとうはなつかしい味ですし、ハロウィーンの頃のパンプキンパイやパンプキンアイスクリームもとてもおいしいと思います。

私の頭の中でイメージが大きく変化したものの代表格がかぼちゃです。

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さて、先週の土曜日の講義では、アメリカ市場最大とされる巨額投資詐欺事件を起こし、禁固150年の刑を受けたNASDAQ元会長のバーナード・メイドフについて話をしましたが、白板にはBernard Madoffと並んでEllen DeGeneresの名前を書きました。

2人を同格として並べたのではなく、先週の木曜日はEllen DeGeneresが19年間続けた自分の番組の最後の日だったのです。

数年前、アメリカに出張した折に彼女の番組を見て、非常に優秀なコメディアンだと感心し、以後、彼女に注目してきました。

彼女の番組のキャッチフレーズはBe kind. です。ところが、近年はいろいろなスキャンダルが表面化し、「Ellenがkindなのはカメラが回っている時だけ」「番組スタッフの人種差別やプロヂューサーからのセクハラやパワハラは日常的」「給料が未払い」といったtoxic work environment(不快な職場環境)としての悪いイメージが付きまとってきました。彼女自身は直接これらすべての行為を行っていなかったとは言え、それを知りながら見て無ぬ振りをしていたとされます。

2020年4月、新型コロナウイルス感染症の影響で多くのアメリカ人が自宅隔離を余儀なくされていた時期、エレンは自分の番組に、2,700万ドル(約30億円)とされる豪邸のリビングからリモート出演して、「自宅隔離ってまるで刑務所暮らしみたいだよね」と言いました。本人は軽い冗談として言ったのでしょうが、豪邸での生活を「刑務所暮らし」と呼んだことに世間は猛反発し、大炎上してしまったのです。

もちろんそこで彼女は謝罪の声明を出したのですが、その直後にも、36人もの元スタッフが上司から度重なるセクハラがあったと告発し、さらなる炎上を招いてしまいました。

Be kind. とは高尚なスローガンですが、それを掲げた人がその考えを実践していなかったことがわかると、反撃は何倍にもなって返ってきます。

「完璧に素晴らしい人」というイメージをマスコミ向けには演出しておきながら、実際に会ってみると非常に無礼で嫌な人にはこれまでも何人もお会いしてきました。またベストセラーになった自己啓発本を出した著名人でも、周辺の人に話を聞くと「書いていることと実際にやっていることは大違い」「うそばっかり書いている」という人も知っています。かつてのクライアントでマスコミの寵児とされてきた人でも、実際にお仕事をしてみると「ビジネスというのは人を騙すことですよ」と平気で言う人も……。

高尚なことを言うのであれば、有言実行が特に大切だと思います。

 

(2022年5月28日)

日米会話学院での本日の講義は「現代ビジネス英語」春号Lesson 2からBeware of Scams「詐欺にご用心」でした。

詐欺と言えばすぐに頭に浮かぶのは、アメリカ市場最大とされる巨額投資詐欺事件を起こし、禁固150年の刑を受けたNASDAQ元会長のバーナード・メイドフ(Bernard Madoff)のことです。

メイドフ(日本の一部マスコミではマドフとも表記)は米証券界の大物として知られ、1980年代から2008年に逮捕されるまでの間に、高利回りを約束した世界最大のねずみ講(Ponzi scheme)で、個人および機関投資家の顧客から推定648憶ドル(現在の為替換算で8兆円超)を集めたが、実際には運用せず、その多くを私的に流用したとされています。

昨年4月にノースカロライナ州の連邦刑務所病院で82歳の生涯を終えたのです。

2008年12月に2人の息子に、これまでの投資話はすべてone big lieだと告白し、翌日、息子からの通報によりFBIに逮捕されました。彼の長男は、父の逮捕からちょうど2年後に自殺し、次男も2014年にストレスが引き起こしたとされるリンパ腫で48歳で亡くなっています。

 

(2022年5月21日)

日米会話学院での本日の講義は「現代ビジネス英語」春号Lesson 1からSerendipitous Exchangesでした。

今回のビニェットの中でTayanita O’Locklearは自分のことをI’m a country girl from Oklahoma. と呼んでいます。彼女はオクラホマ州に多いCherokee族の出身。country girlとは「田舎娘」のことです。日本語の「田舎娘」「田舎者」は、「粗野で教養のない人」というニュアンスがありますが、英語のcountry girlはa girl who grew up in the country and loves itという意味合いがあり、「血色がよく、すべすべした顔色(peaches-and-cream complexion)をした健康そうな女性」の語感のほうが強いとされます。ただし、これは女性について使う場合であり、country boyは「都会的な洗練さに欠けた男」という響きが強いそうです。

101 Best Opening Lines (Harmony Books)という本には、You look like a country girl. は男性が女性に対して使う「褒めことば」(an unusual, nonthreatening compliment)の例として収められています。

ほかにもこの本に掲載されている「軟派フレーズ」としては、単刀直入型のHi. You look nice. My name is Joe/Sue. など男女どちらでも使えるもの(M/F)から、定番のフレーズを反転したもの(cute turnaround of the cliched opening line)として女性から男性に声をかける場合のWhat's a nice man like you doing in a place like this? も収められています(role reversal)。このもともとのフレーズはmanをgirlに入れ替えたもので、男性が売春婦をpick upする時に使う定番のセリフとされるものです。

ちなみにNHKでは、東京と対比する形で「田舎」と言うのはよくないが、「町の子供。田舎の子供」のような言い方や、「生まれた土地」の意味で使うのは差し支えないとしています。しかし、「このような場合も悪い印象を感じさせないような配慮が必要である」とのことです。

 

(2022年5月20日)

NHKラジオ英語の元カリスマ講師・杉田敏さん 語彙学習には海外ドラマや詩の朗読もおすすめ〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

 

(2022年5月17日)

ジャーナリストのuk inspiredさんが、拙著のブックレビューを書いてくださいました。ありがとうございます。


https://honsuki.jp/review/53018/

 

(2022年5月16日)

来月、函館でミニトークショーをさせていただくことになりました。
函館を最初に訪れたのは、1961年高校3年生の夏です。上野駅を夕方に出発する特急に乗って、青森から青函連絡船で翌朝、函館に到着しました。旅の友は、NHK東京放送児童劇団の同期生の高橋修三。彼は残念ながら今から30年近く前、50代の若さで一人で先にあの世に旅立ってしまったのです。北海道内を無銭旅行をすることになっていたので、各地で学校の保健室や教会、お寺、公民館などに泊めてもらいました。北海道最初の宿泊地は渡島砂原駅近くのお寺の納屋。

 

(2022年5月16日)

「英語表現に見るジェンダー平等」という見出しで、本日(5月16日)付けの東京新聞にインタビュー記事が掲載されました。ジェンダーに関する新しい英語表現については「英語の新常識」(集英社インターナショナル新書刊)でも詳しく解説しています。

 

(2022年5月14日)

本日の日米会話学院での「現代ビジネス英語」講座では、Lesson 16のTime to Reset「リセットの時」を取り上げました。

ビニェットの最後に、ジェーン・ローゼンバーグのことばとしてWhat legacy do I want to leave behind? How do I want to be remembered? を挙げました。「どんなものを遺していきたいか」「どのように自分を記憶してもらいたいか」というのは、そろそろ終活を始めなければならないと思っている私にとって、現在の大きな課題です。

かつて私は二度、自分の「死亡記事」を書いたことがあります。最初はオハイオ州立大学ジャーナリズム学部でのアサインメントでした。ジャーナリズムを学ぶ学生の多くは、授業の一環として自分の死亡記事を書かされるのです。二度目はGEに入社した後、アメリカでの社内研修の中で出された宿題でした。

両方とも20代から30代に書いたもので、内容はすっかり忘れてしまいましたが、「自分の死後に、人は自分をどう評価するだろうか」ということを考えさせるためのものでした。

文藝春秋から『私の死亡記事』(2000年刊)という非常に興味深い本が出版されています。全部で102名の著名人(うち約9割が既に他界)が書かれた自分の死亡記事です。表紙の下のほうに「棺の蓋をする前に、人生を自己評価してみたら……」とあります。

中でも一番面白かったのは、最後に掲載されていた読売新聞主筆の渡邉恒雄氏のものでした。流石に優秀な記者だったナベツネの書いた記事は秀作です。ご自分で付けた見出しには「カラス駆除中、転落死」とあります。昨年4月30日に外傷性脳内出血のため94歳でお亡くなりになったことになっていますが、まだまだご活躍のようです。

さて、私の場合は……。

 

(2022年5月8日)

本日の日米会話学院での「現代ビジネス英語」講座ではLesson 15のNew Rules of Tippingを取り上げました。このビニェットは、4ドルのコーヒーに2ドルのチップを払うというエピソードから始まっていますが、これは2013年に私が初めて経験したことに基づいています。

ニューヨークに行くといつも泊まるLexington Avenueの小さなホテルの隣にあるcoffee roasteryでのことですが、そこで非常にニューヨークっぽい(New York-y)会話を耳にしたことが記憶に残っています。4ドルのコーヒーに対してオレンジジュースは4ドル95セント(チップ含まず)だったのですが、ある日、一人のお客が店主に悪態をついていました。

Five dollars for orange juice! It’s almost a crime.

Don’t be ridiculous. You know how much I pay for rent here!

「オレンジジュースが5ドルだって!こりゃほとんど犯罪だぜ」

「バカ言ってんじゃねえよ。ここの家賃がいくらだか知ってんのかい!」

といった感じです。

ビニェットの中では「決してチップを渡さない」対象として「医師や看護師、航空機の乗務員(flight crew)」と書いたのですが、これはこれまでの「大原則」で、ペルーでは看護婦にチップを払うよう求められたことがありますし、2019年にアメリカのFrontier Airlinesのflight attendantは機内の飲食物や物品の売り上げに対してチップやコミッションをもらうことを奨励する方針を発表して世間を驚かせました。

一方、チップを払うのを忘れがちの人たちは、観光バスやホテルなどが運営しているリムジンバスの運転手さんです。かつてニューヨーク市内のホテルからJFK空港への道中で、運転手席の後ろに大きくGRATUITY NOT INCLUDED IN FAREと書かれたサインをずっと目にして飛行場まで行ったことを覚えています。

また、私が泊まるホテルのバスルームに貼ってあったポスターがこれです。12,000 taxi’sとあり、apostropheに使い方を知らないアメリカ人も多いのですが、これを見ると「ああ、ニューヨークに来たな」という感を強くします。

 

(2022年4月23日)

本日の日米会話学院での「現代ビジネス英語」講座ではLesson 14のMan’s Best Friendを取り上げたのですが、その中にold saying(古いことわざ)という語が出てきます。かつて学生時代にこの語を最初に目にした時にはちょっとした違和感を覚えました。「はてな、ことわざってみんな古いのでは。どうしてわざわざoldと付けなければならないのだろうか」と。

しかし現代でも新しいことわざは常に生まれているのです。主に20世紀以降から使われるようになった英語のことわざを集めたThe Dictionary of Modern Proverbs (Yale University) にはそうした「新しいことわざ」が集められていますが、その中でも最も有名なものの一つのは、

There’s no such thing as a free lunch.

です。「この世にただのランチなどというものはない」「ただのように見えても誰かが代価を払っている、あるいは見返りを期待されている」といった意味で、経済学者でノーベル賞受賞者のMilton Friedman(1912-2006)が1957年に著書のタイトルに使ってから有名になったとされています。

この辞書に私の好きな詩の一節が出てきて驚きました。それはRobert Browning (1812-89)の有名な詩の最後の2行を取り出したものです。その詩とは

The year’s at the spring,
And day’s at the morn;
Morning’s at seven;
The hill-side’s dew-pearl’d;
The lark’s on the wing;
The snail’s on the thorn;
God’s in His heaven —
All’s right with the world!

です。私の名前と1字違いの上田敏の名訳があります(上田敏訳詩集『海潮音』より)。

時は春、
日は朝(あした)、
朝は七時、
片岡に露みちて
揚雲雀なのりいで、
蝸牛枝に這ひ、
神、そらに知ろしめす。
すべて世は事も無し。

中学生の時にYMCAで初めて教わった詩で、キリスト教的な世界観が凝縮されていて、感動したのを覚えています。

 

(2022年4月16日)

本日、ほぼ半年ぶりに日米会話学院での講座を再開しました。冒頭にお話をしたのは、語彙を増やすことの重要性です。

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1991年9月にアメリカに出張した折に、こんなことがありました。アメリカ滞在中、いつも朝はNBCテレビのToday Showを見るのを楽しみにしているのですが、この日はCIA長官に指名されたRobert Gates氏の議会における証言がトップ・ニュースでした。

ニュースキャスターのBryant Gumbelが、Gates was very contrite. と言っています。ところが残念ながら、contriteという単語は当時の私の語彙にはありませんでした。

その時はすぐに外出しなければならなかったので、夕方ホテルに帰ると持ってきていた英和辞典を引いてみました。形容詞で「罪を深く悔いている」とありました。なるほど。Gates氏は国防長官でしたが、当時はIran-Contra scandalの渦中の人でした。

そこでそれまで一日もやもやしていた霧のようなものがやっと晴れました。この単語は多分一生忘れないでしょう。気になる言葉があって自分で辞書を引いた場合、その意味はなかなか忘れないものです。

昔の人は辞書を片っ端から暗記し、覚えたページは食べたなどと言われています。私も中学校時代には、単語帳を作って単語を覚えるようにしました。でも、そうして覚えた単語というのは使うこともないまま、ほとんどが忘れてしまいます。反対に、気になって自分で辞書を引いた場合、その意味は、なかなか忘れないものです。

知らない単語をすべて辞書で調べていたのでは、時間がかかりすぎます。ですから、文脈の中でキーになっている単語で、それがわからないとどうしても前に進めない、といった場合に辞書を引くことをお勧めしています。

 

(2022年4月15日)

本日はヘザー・ハワードさんと一緒の収録の日で、NHK出版の宇田川スタジオに。廊下に桑子真帆アナウンサーと『クローズアップ現代+』のポスターが貼ってありました。この番組は国谷裕子さんの時代を含め、1993年からNHKで放送されている人気のニュース・報道番組で、NHKワールドTVなどで放送される時の英語名はToday’s Close-upです。

ただclose-upの正しい発音は「クローズアップ」ではなく、濁らない「クロースアップ」だということは本日、ヘザーさんにも確認しました。

だとするとNHKはずっと間違った表記をしてきたのでしょうか。どこかで「クロースアップ現代 2.0」などに修正するのでしょうか。

桑子アナウンサーがとてもいい味を出していますが、これまで2回ほど番組を見た時に、桑子さんは「クローズ」ではなく「クロース」と発音しているように聞こえました。

皆さん、いかがでしょう。次回ご覧になる時には、冒頭の部分で桑子さんがどう言っているか、ちょっと注意して聞いてみていただけますか。

 

(2022年4月6日)

色紙はあまり好きではないのですが、書いたら芳林堂書店高田馬場店の目立つところに拙著を置いてくださいました。

 

(2022年3月31日)

本日3月31日は、今からちょうど60年前、高等部を卒業して大学進学を目の前にして隣家から出火し、我が家が全焼した苦い思い出の日。本日付けの産経新聞に拙著「英語の新常識」を紹介していただきました。また近日発売のAERA English 2022にもインタビュー記事を掲載していただいています。

 

(2022年3月29日)

NHK出版では、販促用コンテンツサイト「デジタルマガジン」を今月からスタートしました。初回は、「現代ビジネス英語」2021年春号Lesson 1のdiversityを取り上げています。

 

(2022年3月26日)

本日は、来月からカリフォルニアに転勤になる長男洋の家族壮行会を新宿のホテルで。長女一家と孫たちも参加。3人の孫については、私がボケて名前を忘れた時のために、孫1、孫2、孫3と既に命名しておいた。孫1 a.k.a.さらは、昨年、高2の時に英国WalesにあるUnited World Collegeに留学。孫2 a.k.a.杏は、4月から中学生だが、絵画をはじめいろいろな才能が開花中。孫3 a.k.a.上田翔太は4月から小3で、英語の世界にはまだ興味がなさそう。夏には孫1も一時帰国し、やがて一家でカリフォルニアへ。さらば。

 

(2022年3月25日)

前回に続きNewsPicksのインタビューをアップロードさせていただきます。学生さんからかなりの有識者まで、いろいろな方のコメントも面白いと思いました。ちなみに、NewsPicksの現在のユーザー・会員数は660万人超だそうです。ちょっとした全国紙並みですね。すごい。


 

(2022年3月24日)

有料・無料の会員ユーザー数470万人のNewsPicksが拙著「英語の新常識」(集英社インターナショナル新書)を取り上げてくださいました。すでに多くのコメントもいただいていて、共感や実感に伴うエピソードを書かれている方もいます。


 

(2022年3月8日)

本日の朝日新聞朝刊1面に掲載された広告です。「現代ビジネス英語」春号は今週月曜日に正式発売になったのですが、即、「ビジネス英文レター・Eメール」カテゴリでベストセラー1位に。


 

(2022年3月8日)


「現代ビジネス英語」2022年春号の見本が届きました。巻末のインタビューのページでは、1987年にNHKラジオ「やさしいビジネス英語」を始める前に出版した「戦略的ビジネス英会話」(旺文社刊)のことを話しています。その出版のきっかけとなったのは、青山学院高等部と大学で英語を教えていらした荒磯芳行さんです。今年97歳におなりですが、「実践ビジネス英語」の終了に関して昨年お手紙をいただきました。

 

(2022年3月4日)

本日は、3か月ぶりにいつものジムに行き体を動かしてきた。トレッドミルの上でBBCやCNNのニュースを見ながらのpower walking(あまりパワーは出なかったけれど)もいい感じ。ゆっくりジャクジ―とサウナに入って、お昼は叉焼とメンマが美味しい喜多方ラーメンのお店に。少しずつ社会復帰をしないと。 プレジデントオンラインで3本の記事を配信していただきました。

 

 
 

(2022年3月1日)

本日公開されたプレジデントオンラインの2回目の記事です。。

 

 
 

(2022年3月1日)

日本でお知り合いになったエグラ―さん一家とイリノイ州マコームで再会。1972年夏のことです。今から半世紀前、まだ若かった。


 
 

(2022年2月27日)

https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/20220227-00054952-president-column
「シャワーのように聞き流すだけ…」英語がいつまでも上達しない人がはまっている"語学学習の罠"。

 

 
 

(2022年2月26日)

産経新聞のニュースサイト「産経ニュース」が、『英語の新常識』(インターナショナル新書)が好評だ、と書いてくださいました。
https://www.sankei.com/article/20220226-F7SGZO5K2RKSNLE3DGPAPOLFF4

 

 
 
 
 
 
 
 
 

(2022年2月26日)

産経新聞のニュースサイト「産経ニュース」が、『英語の新常識』(インターナショナル新書)が好評だ、と書いてくださいました。

https://www.sankei.com/article/20220226-F7SGZO5K2RKSNLE3DGPAPOLFF4


(2022年2月23日)

4年ほど前にSSDの入ったデスクトップに買い替えた我が家のパソコンが、もう古くなってしまっていてWindows 11に切り替えができないと知って大ショック。また新しいパソコンを買わなければならないのかと諦めていたら、日米会話学院でウェビナーなどネットワーク担当をしているKさんから、「もう一台お持ちのノートパソコンはすでにWindows 11に対応しているので、それをモニターに繋げたらいかがですか」とアドバイスをもらいました。早速27インチの大型モニターと、ノートパソコン用の冷却台などを買い求めて自宅でセットアップしてみるとかなり快適。ついでに前から欲しいと思っていた電子辞書も2冊買いました。この数年間にテクノロジーの面ではいろいろな進化があったのは感覚的には知っていますが、改めて勉強になった次第です。



 
 
 
 

(2022年2月17日)

過日、78歳の誕生日を迎えましたが、青学で2学年下のヒロコ・ムトー(愛称ムチョ)からお花とカードをいただきました。お姉さんで漫画家のトシコ・ムトー(「小サナ恋人」)のことを思い起させるようなとても素敵なカードでした。





(2022年2月15日)

本日は78歳の誕生日を目前にして、運転免許証の更新に行き、新しい免許証を入手してきました。昨日は、都内の自動車教習所で免許証更新に必要な「高齢者講習会」に参加。すべての高齢者は、今後は3年ごとにこうした講習会を受けることが必須になっているそうです。その間に事故や違反をすると、今までよりもっと厳しい罰金が科せられることになっています。
もちろん、運転免許証の自主返納をして、それに代わる「運転経歴証明書」を受け取ることもできるのですが、昨日の講習会では教習所のインストラクターが、「自主返納をしないほうがいい」と主張しました。「自主返納をした人の6割が後悔しているという調査結果もある」とも。
受講者の中に、もう30年間ペーパードライバーで、今後も運転することはないだろうからとして、自主返納をするために警察署を訪れたところ、対応してくれた警察官に「運転免許証は最強の身分証明書だから、返納しないほうがいい」と言われ、(本人の言葉を引用すると)「追い返された」というのです。
運転免許証の自主返納は、運転に自信がなくなった高齢者の権利であると政府は奨励しておきながら、高齢者講習会では「自主返納はやめなさい」と言い、現場の警察官は自主返納に来た運転者を「追い返している」というのはどういうことでしょうか。
現状でも、高齢者は運転免許証の更新のために、計8,300円を払い、2回の講習会と更新のための手続きに少なくとも6時間(プラス会場までの往復の時間)を費やすことになっているのですが、3年ごとにこうしたことを繰り返すのはどうも合理性がないように思えます。
もうすでに運転免許証を自主返納された方で、後悔されている方。あるいは自主返納のメリットを享受されている方。ご意見をお聞かせいただければと思います。

 

(2022年2月15日)

三省堂神保町本店では、池上彰・佐藤優と五木寛之の著書に挟まれて新書6位にランクされていたそうです。


 
 

(2022年2月15日)

三省堂神保町本店では、池上彰・佐藤優と五木寛之の著書に挟まれて新書6位にランクされていたそうです。



(2022年1月6日)

"ちょうど1か月後に発売予定の集英社インターナショナル新書「英語の新常識」のカバーが出来てきました。アマゾンではすでに先行予約を受け付けています。このところ毎回、「これが最後の著書」と思いながら本を出させていただいてきたのですが、どうやらこれが本当に最後の拙著となりそうです。
まさに「英語の常識」は変わってきています。三十数年間NHKラジオのビジネス英語の番組を担当してきて、インターネットや新型コロナウイルス、ダイバーシティなどが現代の英語に与えている影響を常に感じてきました。本著では英語の辞書や教科書では追いついていけない言葉・用法・文法の変化を解説しています。

 

(2022年1月5日)

本日付けの高知新聞朝刊に掲載された投書です(1月5日)。高知在住の元社員が見つけて送ってくれました。

 

 

(2021年11月25日)

本日は、Thanksgiving Dayで、東京アメリカンクラブにNHKのスタッフをお招きして32年半の番組のサポートに感謝しました。30年以上、毎年行ってきたのですが、昨年はコロナで集まれなかったので2年ぶりです。1テーブルあたりの人数も6名までと制限され、料理を取る場所ではマスクの他にビニールの手袋をつけての会食でしたが、久しぶりの七面鳥とローストビーフは格別でした。

 

(2021年11月10日)

帯広の浦島久さんが先月上京した折に東京アメリカンクラブで撮っていただきました。この写真は12月中旬に発刊される「現代ビジネス英語」2020年春号の表紙にも使われます。

 

 

 

(2021年11月2日)

有働由美子さんからいただいたエコバッグに、クリスマスが待ち遠しくてたまらない小2の孫息子の上田翔太が絵を描きました。

 

 

(2021年9月22日)

本日(9月22日 朝日新聞朝刊1面広告.9.22.2021.jpg )の朝日新聞朝刊1面に「現代ビジネス英語」秋号の広告が掲載されました。秋号では最初のレッスンに「雑談力」を取り上げています。どうすれば雑談の達人になれるかのヒントもいろいろ入っています。

 

(2021年9月17日)

1996年に出版した『英語の達人』の中では、新設のデジタル庁のデジタル監に就任された石倉洋子さんと、もう一人の「時の人」である野田聖子さんにもインタビューしています。(今回の総裁選に立候補された四方の中ではジョージタウン大卒の河野太郎さんが、国会議員中ピカ一の達人です。)前総理の宮澤喜一さんにもインタビューを申し込んだのですが、こちらは断られました。
今回初めてアマゾンのレビューを読んでみたら、拙著で取り上げている「達人たちが、あまりにお年寄すぎて現在の私たちには参考にならない」というのがありました。そうかもしれませんね。かつては今のように英語の教材もあまりなく、生の英語を耳にする機会はかなり限られていましたから。
達人の中でも、高円宮憲仁親王殿下、國弘正雄さん、長崎玄弥さんがもう鬼籍に入られていらっしゃいます。 「また、著者が青学出身のせいか、選ばれた達人の8割くらいが青学出身なのは興ざめ」というコメントもありましたが、はてな。青学出身者は「実践ビジネス英語」のテキストの巻末でWriters Workshopを担当していただいた佐藤昭弘さんくらいなのですが。
それからほかのレビューでは、著者の弟で弁護士の杉田時男や著者の杉田敏も「達人」の中に入れているのはけしからんという意見もありました。




(2021年9月13日)






(2021年9月12日)

Charles Salmansと私はかつて1970年代にニューヨークの同じPR会社に勤めていたのですが、2001年9月11日の様子について、今回彼が書いた文章からは、改めて臨場感が伝わってきます。私たちの共通のメンターであるハロルド・バーソン氏は、Park Avenueにあった会社の自分のオフィスに向かうエレベーターの中から最初の飛行機がWTCに突入するのを目撃したそうです。そのちょっと前に会社を辞めて、WTCの中にある金融機関に転職していった元社員のことが一瞬頭をよぎったそうですが、まだ新しい仕事は始めておらず無事だということを後で知ったと言っていました。

Charles Salmans 9月12日 1:26 · 9/11に自分の経験を投稿するのを躊躇しています. 消防士, 警察, そして燃える塔に向かって走っているのを見た最初の応答者の中で, 9/11に自分の経験を投稿するのを躊躇しています. ウォールストリート近くのブロードウェイで下の通りを見つめた. しかし, 2001. 年の運命的な日の後, 2001. 日か2001. 日を書いたもの チャールズサルマンズの9月の思い出. 11年7月2001日 私はニューヨーク港と自由の女神を眺めながらウォール街にオフィスを持っていました. 2001年9月11日の朝, Lady Libertyのゴールドトーチが太陽を映し出して′′なんて美しい日なんだろう′′と思った. ツインタワーの直接眺めはなかった, ブロードウェイ全域の高い建物が私の視線を遮ったので, タワーはとても近い. Down the Hallはいつもテレビがついている私たちのトレーディングルームで, 午前8:46時8:46分には叫び声が聞こえて騒動の様子を見に降りました. テレビはノースタワーの炎を見せた. 事務所から下の路上を見下ろすと, 消防車, パトカー, 救急車でいっぱいだった. 数分後, 午前9:03時9:03分頃, 空港近くにいるかのようにジェット機の大きな轟音が聞こえたが, 今回は短かった(着陸機よりはるかに速く動いていたので) その後, サウスタワーを襲うときに爆発音を鳴らした. 飛行機はほぼ直接私の建物の上を飛んでいた. 情報を自分で処理できる前に, 取引先から′′攻撃を受けている′′と叫びが瞬時に上がった. 私は前年大学を卒業したばかりの若い女性を雇った. 彼女はちょうど2020年前の11年9月11日に私のために仕事を始め, これが初めてのフルタイムの仕事でした. 9 aの数分後. 私., 彼女はオフィスに侵入し, 瓦isで覆われた髪, 足を切ったのは, 人生のために走るより良い靴を脱いだのである. 彼女はニュージャージーから終電に乗ってツインタワーの下の地下鉄駅に入り, 機目のヒットでストリートレベルに達していた. 彼女はやるせない人だった. 一方, 奇妙なことは, 私たちのオフィスの外の空気は紙の紙吹雪でいっぱいになっていた. しかし, それはフルサイズのレターヘッドシートで, 貿易センターのオフィスにあったファイルキャビネットから吹き飛んだ. 当事務所では, 全国や世界各地の人たちと同じように, 窓際に行ってどんどん消防士と消防士と最初の応答者を見ることができるようになって, ホラーでライブ報道を見ました. オフィスワーカーがストリーミングアウトした. 私は害を受けた人たちの勇気を思い続けた. しかし, 塔が崩れる可能性は決してない. ほとんどですが, 私たちのオフィスの全てが避難したわけではありません. 私のために働いてくれた若い女性は, 私たちの建物を離れることを拒否し, もちろん彼女を残すことはできませんでした. 私はたまたま, 北を向いていたバッテリーパーク(マンハッタンの先端)の群衆を見て, 燃える塔の上に向かって事務所の窓を見ていた. 彼らは私にはない視線を持っていた. 突然, 全員が水に向かって走っているのを見たが, 走る場所がなかった. 彼らはタワーの最初が崩れているのを見た. ほぼすぐに私の窓に埃と瓦isで埋まった. 通りの向こうの建物が見えなくなりました. かつてカンザス州の私の故郷でひどい埃の嵐に遭ったことを思い出した. 徐々に, 20分ほどで, コンクリートホコリと土石流が収まってきて, 数ヤードが見えるようになりました. しかし, もちろん空気はまだ埃だらけ. そしてストリートレベルでは, ゾンビのような人々が地域から出くわしていた--当時の写真で追悼されました. 私のために働いてくれた若い女性に, どうやってニュージャージーに戻るのを助けるかどうかは全くわからなかったが, どちらもどこまで歩けるかどうかはわからなかった. コネチカット州の私の家に戻れるかもしれない. それからつ目のタワーが降りてきて, 最初の繰り返しで全てを塵も積もった. やっと, 午後5時5分ごろ. ニュージャージーにも住んでいた若者を見つけた. 現時点では, ボート-多くの個人所有者-商業フェリーなどのクラフトは, マンハッタンとバッテリーパークの麓からニュージャージー側に連れて行っていました. 私の若い同僚と, 彼女の安全を確保するために志願した若者は, これらの船に乗船しました. ウォールストリートからグランドセントラル駅までマイル歩き始めた, 普通にコネチカット行きの電車に乗った. 最初は建物の外の埃が4インチほど深く, 顔がグレーの埃で覆われていない間に, 服は私の足跡が瓦brを蹴るようになった. グランドセントラル駅に近づくにつれて, これは別のニューヨークのランドマークで, 他の建物が襲われるかどうかは誰も知らなかった. 駅自体は約7時7分ごろにさびれていた. m., しかし, 私が出発ボードを見ると, 私の郊外の町の列車が5分後に出発していた! 私は数少ない乗客の一人である列車に乗り込み, 典型的な日を経て家に帰った.


(2021年9月9日)

大杉先生がカムバックとは驚いた。




(2021年9月7日)

来週の正式発売を前に、「現代ビジネス英語」秋号が出版社から届きました。今号の最初のビニェットでは「雑談力」を取り上げています。英語の雑談の第一歩は、自分の名前について楽しく話ができることですが、そのほかにも江戸小噺や好きなジョークを覚えておいて、状況に合わせて英語で言えるようにしておくのもいいでしょう。また巻末インタビューは、英語落語協会代表理事の鹿鳴家英楽(かなりや・えいらく)さん。神田外語大学、駒澤大学講師でもあります。





(2021年8月16日)

明日から申し込み開始です。





(2021年8月16日)

日米会話学院のS先生が東京駅の「丸善」の語学セクションの写真を撮って送ってくれました。ビジネス英語Top 10のうち3冊が拙著だったそうです。





(2021年7月19日)

本日の朝日新聞朝刊より。今朝も、ジムのトレッドミルの上でCNNとBBCのニュースを見ていました。



「生の英語」で試され、磨かれる力がある。

Sponsored by 朝日出版社2021.07.16
世界最大級のニュース専門メディアCNNが報じたニュースをもとに出題される、オンライン英語力測定テスト「CNN GLENTS」。日本の英語学習を変える斬新なコンテンツで試され、磨かれる力について、ラジオ番組「実践ビジネス英語」で長年にわたり講師を務めた杉田敏さんに聞いた。

 

受験の先も役立つ「生きた英語力」を問う新たなテストに期待

日本には様々な英語検定があり、受験者も大勢います。どれを受ける場合にも「高得点を取ること」を目的にする傾向がありますが、その勉強で培った英語力は存分に生かされているのでしょうか。
私は現在、日米会話学院で英字新聞を題材にした講座を開いており、生徒たちには、記事の内容を理解する語彙力、文脈を把握する読解力が必要だと教えています。2点をしっかり身に付ければ、複雑なテーマを扱った記事の狙いも「分かる」ようになるからです。
これは、CNN GLENTSが問う力と同じだと思います。問題の素材がニュースなので、ある出来事がどのように語られているかを聞き取り、正しく解釈する必要があります。地域の出来事から国際情勢まで多種多様なトピックを扱う番組ですから、出題分野は広く、時に複雑なテーマもあるでしょう。また、ニュースキャスターによって発音・アクセント・速度が異なるため、従来の英語力測定テスト


 

のように明確な受験対策を立てることが難しいと思います。しかし、これらも本格的な英語力を磨くポイントでしょう。問題に向き合ううちにニュースの背景まで踏み込んでいくことになり、「自らの力で英語を理解する姿勢」が必然的に身に付くはずです。CNN GLENTSは、受験の先にも生きる英語を習得することにつながると思います。

「生の英語力」はダイバーシティーを体感する一助に

すべての言語は変化します。英語もまたしかりです。タブーとされた単語がそうではなくなったり、造語や新しい言い回しが生まれたりもします。それは、言葉の使い方や意味合いが、社会に伴って変化するからです。見方を変えれば、英語を通して社会の風潮や構造について考えることができます。CNN GLENTSが問う、そんな「生の英語力」を磨くことによって、世界で起きている事象を深く考える視座を獲得できるのではないでしょうか。
英語を学ぶ意義についても改めて考えてみましょう。ノンネイティブがネイティブ並みに英語を駆使することは難しいものです。しかし英語は世界中の人々が習得に励む国際言語なので、そこから言語・文化面におけるダイバーシティーを体感することができます。イギリス、アメリカ、オーストラリアですら、それぞれに違いがあります。色々な人がいて、色々な英語がある。その中で自分も英語と共に生きてみれ、他者を理解する喜びが味わえます。ぜひ、生の英語力を身に付けてください。例え文法の理解が不十分でも、相手が伝えていることを感じる上で大いに役立ちますから。
英語は、世界に飛び込むためのツールです。そこであなたは何をしたいのしょうか。世界に目を向けさせるCNN GLENTSは、英語力とともに「何のために学ぶのか」を見つめ直すきっかけになるのでは、と思います。(談)

※GLENTS=GLobal ENglish Testing System

杉田 敏さん

昭和女子大学客員教授、日米会話学院講師

すぎた・さとし/1944年生まれ、東京都出身。青山学院大卒業後、英字紙記者を経て米国の新聞社や米大手PR会社などで勤務。NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」の講師を、前身の番組を含めて通算32年半続けた。



(2021年7月2日)

今朝の朝日新聞1面下の広告から、「現代ビジネス英語」夏号が好評発売中です。明日からは日米会話学院で夏号を教材に使った講座がスタートします。





(2021年6月17日)

本日、愛宕にあるNHK放送博物館に行って確認しました。1面に掲載された朝日新聞夕刊(2021年3月18日付け)の記事と、最初と最後のテキスト(1987年3月と2021年3月号)が確かに展示されています。





(2021年6月5日)

NHKラジオ「実践ビジネス英語」終了に際して、集英社発行のクオータリー誌kotobaの夏号にロングインタビューを掲載していただきました。





(2021年5月8日)

月刊『文藝春秋』の6月号 巻頭エッセイを書かせていただきました。




(2021年5月1日)

4月24日付けの毎日新聞大阪版のコラムを友人の友人から送ってもらいました。一般のリスナーからのこうした投書も嬉しいですね。




(2021年4月28日)

朝日新聞デジタル向けの記事

https://digital.asahi.com/articles/ASP4Q4HNDP3YUHBI00K.html?iref=comtop_7_06




(2021年4月25日)

朝日新聞デジタル記事 (外国語の扉)わくわく感、学ぶほどに広がる NHK「実践ビジネス英語」の講師を務めた、杉田敏さん 会員記事 2021年4月28日 5時00分 シェア ツイート list ブックマーク 0 メール 印刷 写真・図版 杉田敏さん=池田良撮影 [PR]  
私が英語を学び始めたのは中学1年生の時。「英語の壁の向こう側に自分の知らない世界があるのでは」。視野が広がるようなわくわく感がありました。  
でも、当時は今ほど豊富な教材はありません。学校の紹介で米国の同い年の女の子と文通を始めました。手紙は《Dear》で書き始めると思っていたら、彼女の手紙には
《… この記事は会員記事会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:937文字/全文:1087文字 無料登録して全文を読む ログインして全文を読む 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら




(2021年4月25日)

25日(日)に帯広のジョイアカデミーの主催で、杉田敏オンライン特別講演会「アメリカン・ユーモアを解する」を行いました。参加者は、北は北海道から南は沖縄まで全国から200名以上。最後には、NHKの人気英語講師の大杉正明氏、遠山顕氏もサプライズで友情出演してくださいました。
40のアメリカン・ジョークを提示したのですが、時間の関係で全部は紹介できませんでした。
質問もいただいたので、一つだけ追加で解説をします。
A little boy was taken by his mother to see the sights of London. After he had been shown the Tower, Buckingham Palace and the House of Parliament, his mother asked him what he would like to see next. “Thames Station,” he replied.
“What do you mean?” said his mother “There is no Thames Station.”
“Oh, yes, there is,” said the boy. “It’s the place they talk about in Sunday school—‘lead us not into Thames Station.’”
かつて私が中学生の時に、「原爆を許すまじ」という歌が流行しました。とてもいい歌詞なのですが、残念ながら最近はあまり耳にしません。
その4番に
はらからのたえまなき 労働にきずきあぐ富と幸
というのがあり、私は「同胞(はらから)」を「腹から」だとばかり思っていました。
同じように、この少年の言ったThames Stationは、Lord’s Prayer(主のいのり)に出てくる
And lead us not into temptation; but deliver us from evil. 我らをこころみにあわせず、 悪より救いだしたまえ。
のことなのです。
temptationなどという難しい単語は知らないので、Thames Stationだと思っていた、ということです。この少年はtemptationをThames Stationと覚えていたのです。
続編の要望もあるようなので、何かの機会にやらせていただくかもしれません。





(2021年4月23日)

スーツのAOKIが「自宅で過ごしながら仕事もするライフスタイルに最適な服」として宣伝している「パジャマスーツ」を着て日米会話学院の授業を行いました(behind the plastic shield)。The Wall Street JournalもThe New Work-From-Home Uniform: A Business Suit That’s Pajamas, Tooと見出しを付けた記事で紹介しています(2021年2月23日)。確かに着心地はいい。3ピースのスーツで2万円ちょっと。
Louis VuittonやVersaceもfrom bedroom to boardroomで着られる非常にファッショナブルな「パジャマ」を既に発売しているそうです。日本のテレビでも芸能人が「パジャマ?」と思われるものを着ているのを目にするようにもなりました。
英米のメディアにはloungewear-esque work from home suitとかsuit serving as both Zoom-ready dress wear and PJsなどとしても紹介されています。これからはloungewear, sleepwear, daywearなどに代わる新しい呼び名も生まれてくるのでしょう。




(2021年4月22日)

スーツのAOKIが「自宅で過ごしながら仕事もするライフスタイルに最適な服」として宣伝している「パジャマスーツ」を着て日米会話学院の授業を行いました(behind the plastic shield)。The Wall Street JournalもThe New Work-From-Home Uniform: A Business Suit That’s Pajamas, Tooと見出しを付けた記事で紹介しています(2021年2月23日)。確かに着心地はいい。3ピースのスーツで2万円ちょっと。 Louis VuittonやVersaceもfrom bedroom to boardroomで着られる非常にファッショナブルな「パジャマ」を既に発売しているそうです。日本のテレビでも芸能人が「パジャマ?」と思われるものを着ているのを目にするようにもなりました。 英米のメディアにはloungewear-esque work from home suitとかsuit serving as both Zoom-ready dress wear and PJsなどとしても紹介されています。これからはloungewear, sleepwear, daywearなどに代わる新しい呼び名も生まれてくるのでしょう。 (左から)読売新聞東京本社 南砂 常務取締役、昭和女子大学 坂東眞理子理事長・総長、立教大学 鳥飼玖美子名誉教授にNHK放送文化賞の受賞を祝っていただきました。ありがとうございます。このメンバーで久しぶりにお会いし、楽しい昼食会でした。(2021年4月19日、国際文化会館にて)




(2021年4月16日)

From yesterday’s Asahi Shimbun TV/radio page. The first memo by a 52-year-old listener in Yokohama lamenting the end of my decades-old radio program on NHK. It was followed by another note by a 73-year-old woman from Ube who missed the TBS TV program named Sawako-no-Asa which lasted 9½ years. It was my favorite program too.




(2021年4月14日)

『NHK CD BOOK 実践ビジネス英語 ニューヨークシリーズ The Final Chapter ベストセレクション完結編』が、本日より全国の書店の店頭に並びます。NHKラジオ「実践ビジネス英語」で放送され好評を博した「上田翔太シリーズ」の118回のレッスンからベスト20をセレクトした、講座の最終章です。上田翔太は5年間のニューヨーク勤務を終え、日本に帰国することになりました。
また偶然にも、本日は上田翔太君の満8歳のお誕生日です。
おめでとう!




(2021年4月6日)




AERAdot. の記事がYahoo! ニュース経由で流れたようです。「英語を学ぶビジネスパーソンに送る言葉」です。
 NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」でおなじみの杉田敏さんが2021年3月をもって講師を卒業された。30年以上もの間、NHKラジオで指導してきた杉田さん。現在発売中の『AERA English 2021 Spring & Summer』(朝日新聞出版)で、これまでを振り返るともに、英語を学ぶビジネスパーソンにエールを送った。
【写真】NHKテキストで『赤毛のアン』の翻訳に挑戦した大ブレイク女優とは…


(2021年4月6日)

本日(46日)の朝日新聞朝刊にNHK出版が広告を出稿してくれました。季刊のムック「現代ビジネス英語」は多くの書店で品切れ状態になっていたようですが、重版2万部が出来ました。また来週には「実践ビジネス英語」の上田翔太シリーズからThe Final Chapterが出版されます。撮影:浦島久です。



(2021年4月6日)

本日(45日)の読売新聞大阪版に、経済部長の中村宏之さんがコラムで「実践ビジネス英語」の終了について書いてくださいました。



(2021年4月1日)

本日(4月1日)の朝日新聞朝刊の記事です。



(2021年3月31日)

https://the-japan-news.com/news/article/0007268858
今からちょうど59年前の1962年3月31日、隣家から出火し、我が家は見る影もなく全焼してしまいました。高等部の卒業式も終わり、翌週から大学生活がスタートするはずだったのに、突然のことにがっくりしました。
でも、たくさんの人が手を差し伸べてくれたのです。高等部の卒業生が募金をしてくれたり、高2の時に席を並べていたシンガーソングライターの荒木一郎がダンスパーティーを開いてその収益金を寄付してくれました。父親の実家の岡崎の石材店の雄男叔父さんは、すぐにトラックの後ろに石灯籠をいくつか載せ、東京までの道のりの途中でそれらをほとんど投げ売りのようにして得意先に売り、見舞金を持ってきてくれたのにも感動しました。
嬉しかったのは、NHK東京放送児童劇団の同期生で無二の親友の高橋修三君が、まだ焼け跡がくすぶっている中に駆け付け元気づけてくれたことでした。今夕は大阪からやって来る客人と一緒に、新橋の「Bistroミヤマス」で会食をすることになっているのですが、このお店の実質的な経営者で弁護士の高橋修平さんは、今は亡き親友の息子さんです。
火災のあった当時、父親は日本橋人形町の「甘酒横丁」に小さな靴屋を営んでいて、私たち家族はその2階に住んでいました。本日づけのThe Japan Newsの最終ページにTokyo: Amazake Yokocho preserves Showa custom of selling sweet sakeという見出しの記事が載っています。
偶然ですが、ちょっと感傷的な気分になってしまいました。

(2021年3月27日)

たくさんのリスナーおよび元リスナーの皆さんからコメントをいただきました。
それぞれにご返事はできていませんが、厚く御礼申し上げます。
中でも、多くの方が番組の最後の言葉について書いてきてくださいました。実は、それを最初に書いてくださったのは毎日新聞の森忠彦記者で、「…という言葉で締めくくる予定だ」とあったのですが、スタッフが念のために録音をチェックしてみたところ、微妙にそうは言っていなかったそうなのです。
森記者にはお断りを入れたところ、「コメントはだいたいなので、そんなに気にすることはないですよ」とおっしゃってくださったのですが、番組のスタッフがどうしても撮り直しをしたほうがいいと言うので、今週、NHKのスタジオに行き、数秒間のその部分を撮り直しました。
放送日の直前になって撮り直しというのも初めての経験です。長い間番組をお聞きいただき、本当にありがとうございました。感謝、感謝です。
杉田敏




(2021年3月25日)

本日は日米会話学院の1月期最後の講義でした。ムック春号の出版や、夏号の準備、それにNHK放送文化賞などの出来事が重なって、最近は教材のアップロードができていませんでしたが、本日使用したのはUnited Technologiesという企業が、1970年代から80年代にThe Wall Street Journalに広告出稿していた一種の意見広告の中からGet Out of That Rutという「自由詩」を取り上げました。一連の広告の中で私が最も気に入っているものです。

1. Warming Up .pdf


(2021年3月25日)

本日の高田馬場・芳林堂書店にて。もう数冊しか残っていませんでした。



(2021年3月24日)

英語という「窓」から新しい世界を見てみよう 人気講師が次に挑戦したいこと
ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(5)
#第二の人生の学び直し
2021.03.24

 NHKラジオのビジネス英語講座の講師を30年以上務め、学生から社会人、高齢者まで全国にファンがいる杉田敏さん。惜しまれつつラジオ講座が3月末に終わります。杉田さんが「次に挑戦したいこと」を聞きました。



杉田敏さん4
日米会話学院で「英字新聞を読もう」という講座を始めた杉田敏さん=本人提供

「学びたい人はどうぞ」
 

「実は、番組を30年以上やっていても『教えている』という気持ちはありませんでした」と杉田さんは振り返る。ラジオ講座のテキストのテーマ設定から、会話形式の「ビニェット」の執筆、番組収録まで担ってきた。「最初の放送から聞き逃したことがない」という熱心なリスナーもいるという。「自分の好きなことを書いて、それを会話形式にまとめて解説する。私が何かを『教える』のではなく、
『学びたい人はどうぞ』という感じでした。You can never teach anything to anybody. One has to learn.という気持ちでやってきました」と話す。

退職したら「BMW」!?  

杉田さんが数年前にPR会社プラップ・ジャパンの社長を退いた時は、ビジネス英語の番組が続いていたので「退職」の実感は沸かなかった。大企業の役員を務めていた同級生が「退職したら『BMW』だよ」と話していたので、高級車のことかと思いきや、「バス、メトロ(地下鉄)、ウォーク(徒歩)」の頭文字だった。「それくらい、がらっと生活が変わるのか」と感じたという。
 「番組が終わったら初めて定年退職の人と同じ気持ちになるのかなと思っていたら、昨年10月から日米会話学院で教えることになりました。受講生とのやりとりが意外と楽しいのです。これが私の次の挑戦かな、と思っています」。会社を退職したばかりだという受講生に「生活はどう違いますか」と尋ねると、「朝起きて、何をしたらいいのか分からない」という答えが返ってきた。数年前に英BBCが日本人の働き方を特集したとき、「Ikigai(生きがい)」について、「直訳はない」としながら「The reason why you get up in the morning.(朝に起きる理由)」と訳していたのを思い出したそうだ。
 日々のラジオ番組の放送は終わっても、春から季刊でムック本の出版が始まった。4月からは日米会話学院で受け持つ講座数が増える。北海道の帯広にいる「一番弟子」の語学学校で4月にオンライン講演会をする予定だ。

面白くないと続かない

 杉田さんは、本などで「英語という窓を開いて、外の様子を見てみましょう」と呼びかけてきた。窓からは今まで知らなかった新しい世界が見えてくる。英語を学ぶことの一番の魅力は、今まで知らなかった世界に入っていけることだという。それは他の言語や別の分野の学びにも当てはまる。「新しい世界を見て、今の自分、今の日本に反映してみて、違いを広い視野から見ることができる。学ぶことも多いですし、単純に面白い。面白くないとなかなか続かないですから」

◇  

That’s all for today!(今日はここまで)。

この連載は今回で終わります。

今月の本プレゼント&レビュー企画 杉田敏の現代ビジネス英語 『杉田敏の現代ビジネス英語 2021年春号』 杉田敏(著) NHK出版  杉田さんの新作ムック本『杉田敏の現代ビジネス英語 2021年春号』を8名様にプレゼントします。応募はこちら(商品モニター会メンバー限定、4月8日締め切り)
<関連記事>
・人気ラジオ講座「実践ビジネス英語」33年の歴史に幕/杉田敏さんに聞く(1)
・もう挫折したくない「オトナ」のための英語学び直し術とは/杉田敏さんに聞く(2)
・「すぐ忘れてしまう」とあきらめないで 「第二の人生」の学びにはコツがある/杉田敏さんに聞く(3)
・「二足のわらじ」を30年も続けられた人の時間管理&情報収集の秘密とは/杉田敏さんに聞く(4) .


(2021年3月24日)

ますます絶好調の有働由美子キャスターの〇〇回目の誕生日を祝って、東京アメリカンクラブのテラスでalfresco diningの面々。テーブルには特大のハンバーガーが。内閣官房参与(経済・金融担当)の熊谷亮丸氏と高橋修平弁護士もご一緒に。ついでに小生の受賞も祝っていただきました。


 

(2021年3月22日)

本日(3月22日)の日経新聞朝刊のコラムにも取り上げていただきました。
Another front-page article in this morning’s Nikkei.

 


(2021年3月19日) 放送記念日を前に 式典で北大路欣也さんなど7人に放送文化賞

放送記念日を前に 式典で北大路欣也さんなど7人に放送文化賞 | NHKニュース

本日は素晴らしい他の受賞者の皆様と一緒にNHK放送文化賞という栄誉ある賞をいただきました。これまで番組を支えてくださったリスナーと番組スタッフの皆様に感謝です。

本日(3月22日)の日経新聞朝刊のコラムにも取り上げていただきました。 Another front-page article in this morning’s Nikkei.
Thank you very much, Shuri, for your kind words. You’ve always supported me after I returned to Burson-Marsteller and I truly appreciate that. We are both disciples of Harold Burson who is my eternal mentor. I started the NHK radio program in 1987 shortly before I became a “retread,” as we used to call such people at B-M, and managed to enjoy my work as a public relations consultant and a writer/broadcaster. I am told that the monthly text I put together has sold over 30 million copies in the ensuing 32½ years. Some of my most earnest listeners include Nobel laureate Dr. Shinya Yamanaka, and, I learned on the day of the awards ceremony, Mr. Terunobu Maeda, chairman of NHK. I was quite honored to receive the award which has a history of 96 years along with some of the most prominent personalities in different walks of life. I will keep writing the vignettes, often based on my actual experience as a public relations professional, and will have four books published this year. Thanks again for your kindness and help, Shuri.







岡 紀雄さんは杉田 敏さんと一緒にいます。 3月19日 13:10 ·
放送記念日のきょう、杉田敏さんが「放送文化賞」を受賞され、正午のNHKニュースで報じられました。 コロナ禍とあって、皆さん大きなマスクを着用、ホールも無観客だったのは、誠に残念です。 なお、今回一緒に受賞されたのは、俳優の北大路欣也さん、歌手のさだまさしさん、大相撲解説の北の富士勝昭さん、脚本家の大石静さん、俳人の夏井いつきさん、情報通信研究機構の鈴木陽一さんです。 改めて、杉田さんにお祝いを申し上げます。

 


(2021年3月18日)

近年最大の驚きです❕本日(3月18日)朝日新聞夕刊1面トップに大きく記事を掲載していただきました。

 


 

(2021年3月18日)

「32年半のビジネス英語講座を卒業する」という見出しで本日(3月18日)の毎日新聞の朝刊に取り上げていただきました。

 



 

(2021年3月10日)

N朝日新聞ライフ.netのシリーズの3回目が掲載されました。 ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(3) 「すぐ忘れてしまう」とあきらめないで 「第二の人生」の学びにはコツがある

https://www.asahi.com/relife/article/14211152?fbclid=IwAR220lXsNaqE127l7vTuUezyl-BaOvA3reZlSEb8LvKwnnXomZyr-rkRQCs

 


 「若い頃のように覚えられない」「すぐ忘れてしまう」――。英語を勉強しようと一念発起しても、年齢を重ねて記憶力の衰えを感じる人も多いのでは。NHKラジオでビジネス英語の講師を計33年間つとめた杉田敏さんは、「第二の人生の学びにはコツがあります」と話します。

文脈と関連づけて覚えていこう


 知らない単語があって自分で辞書を引く場合、その意味はなかなか忘れないーーと言われるものの、若い頃のように辞書を引いて単語帳を作るだけではなかなか覚えられない。杉田さんが東京・四谷の語学学校「日米会話学院」で担当している授業「英字新聞を読もう」では、分からない単語をただ調べるのではなく、「文脈」を読み解くことを重視する。「知らない単語が出てきたら、文脈の中で覚えていかないとなかなか単語力はつかないのです」と杉田さんは話す。

 Merriam-Webstarの辞書サイトでは、よく検索された単語を紹介する「Top Lookups Right Now」が随時更新されている。例えば、「この単語はアメリカの大統領就任式で使われていた」と結びつけると、単語帳をめくって覚えようとするよりも記憶に残りやすくなるだろう。「忘れないためには、どんな状況でこの単語を調べようと思ったのかも一緒に覚えることが大事」という。

テクノロジーの進歩を活用しよう

 年齢を重ねてからの最も効率的な学習方法を尋ねると、杉田さんは「私たちの若い頃と違うのは、テクノロジーの進歩」と言います。パソコンやスマートフォンで英語の読み上げ機能を使えば、PDFであっても機械が読み上げてくれる。「私が大学生の頃は、生の英語を聞くために英語の教会に行きました。今はクリック一つで正しいイントネーションの英語を聞くことができます」と話す。

 また、音声認識のソフトウェアやアプリを使い、自分で英語の単語や短い文を吹き込んでみると、正しい発音なら文字データとして表示される。発音に問題があれば「?」などが出てきて、自分の発音の弱点を把握できる。「学習を手助けしてくれるテクノロジーはもっと進化していくでしょうから、利用しない手はありません。自分の英語学習の中でプラスになるかどうかを見極めて使うと、勉強が楽になります」と話す。

技術に頼りすぎず、手を使って覚えよう

 ただし、技術に頼りすぎるのは本末転倒になりかねない。杉田さんは紙の辞書も電子辞書も愛用しているが、「手を使った方が覚えられる」と指摘する。アメリカの大学院や企業では、授業や会議中にあえてパソコンを開かないようにする動きもあるという。

 杉田さんは「知らない単語を調べる際には電子辞書を使ってもいいですが、その内容は自分の手で書くことで自分のモノにしていきましょう」と勧める。「自分はどうやったら覚えやすいのか。自分なりの覚え方を見つけ出すことが大事です」

 That’s all for today!(今日はここまで)。次回は、「二足のわらじ」を約30年間も続けた杉田さんの「時間管理&情報収集」の秘密を聞きます。

<関連記事>

もう挫折したくない「オトナ」のための英語学び直し術とは

ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(2)

春は学び直しの季節。書店には様々な講座の本が並びます。今まさに「英語に挑戦したい」と考えている人も多いのではないでしょうか。NHKラジオでビジネス英語の講師を計33年間つとめた杉田敏さんに、「オトナ」が学び直す際のヒントを聞きました。

英語を学ぶ「長続きのヒント」

 「どうしたら英語が上達しますか」と、社会人から聞かれることがあるという杉田さん。その時に聞き返すのが、この三つの質問だという。

-今はどのくらいの実力があるのか

-何が目標なのか

-そのためにはどれだけの時間とお金を投資できるのか

 若い頃は「留学したい」「MBAを取りたい」「通訳になりたい」など、具体的な目標のために英語を学ぶ意欲がわきやすい。一方、年を重ねるにつれて、「頭を活性化するため」という声が目立つようになるそうだ。

 杉田さんは「頭の活性化のために英語を学ぶのもいいですが、それだけではなかなか長続きしないものです」といい、「あなたが一番好きなこと、没頭していることを、英語の目標に結びつけてみましょう」と勧める。例えば、ゴルフが好きなら、英語で書かれたゴルフの本を読むことを目標にして勉強する。将棋や手芸、映画、生け花――どんな分野であっても英語の本や映像はあるので、自分の興味を英語に結びつけることが「長続きのヒント」だという。

自分の英語力の「現在地」を知る

 どんなにいい地図があっても、現在地が分からなければ目的地にたどり着けないもの。英語の学習でも、自分の「現在地」を知ること、つまり自分の現在の英語力を把握することが大切だという。

 英語検定試験を受けることは、英語力を客観的に測る一つの方法だ。ただ、「検定に受かることだけを考えて勉強するのではもったいない」と杉田さんは話す。検定試験に合格したり点数が上がったりすることと、あなたの本来の目標が達成できることは違うからだ。

 その上で、英語力を測る上で大切なのが語彙(ごい)だという。語彙を増やすことは、英語力アップのために欠かせない基本になる。「中学校で習った英単語だけで話せる」といったうたい文句の教材もあるが、杉田さんはそれを勧めない。「語彙が貧弱だと知的な会話ができませんし、英語を通じて知識を効率的に吸収できません」。英語が思うように使えないのは、語彙が不足しているからだと自覚することこそが、上達への第一歩になる。

 日本で高校卒業までに習う英単語は約3000語だといわれている。仕事で英語を使うには少なくとも8000語、何かを議論するには1万語を知っておくべきだと書く本もあるという。あなたの大まかな語彙数を教えてくれるサイト「Test your vocab」もある。画面に出てくる単語の中から、知っているものを選ぶだけ。杉田さんは「ネイティブの人に答えてもらったら、かなり教養がある人でも3万語くらいでした。本当に自分の語彙数が1万語もあるのかどうか、やってみると面白いですよ」と話す。

 That’s all for today!(今日はここまで)。次回は「すぐ忘れちゃう」「覚えられない」という人に向けて、杉田さんから助言をもらいます。

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(2021年3月10日)

N朝日新聞ライフ.netのシリーズの3回目が掲載されました。 ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(3) 「すぐ忘れてしまう」とあきらめないで 「第二の人生」の学びにはコツがある

https://www.asahi.com/relife/article/14211152?fbclid=IwAR220lXsNaqE127l7vTuUezyl-BaOvA3reZlSEb8LvKwnnXomZyr-rkRQCs

「すぐ忘れてしまう」とあきらめないで 「第二の人生」の学びにはコツがある

ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(3)

2021.03.10

 「若い頃のように覚えられない」「すぐ忘れてしまう」――。英語を勉強しようと一念発起しても、年齢を重ねて記憶力の衰えを感じる人も多いのでは。NHKラジオでビジネス英語の講師を計33年間つとめた杉田敏さんは、「第二の人生の学びにはコツがあります」と話します。

文脈と関連づけて覚えていこう

 知らない単語があって自分で辞書を引く場合、その意味はなかなか忘れないーーと言われるものの、若い頃のように辞書を引いて単語帳を作るだけではなかなか覚えられない。杉田さんが東京・四谷の語学学校「日米会話学院」で担当している授業「英字新聞を読もう」では、分からない単語をただ調べるのではなく、「文脈」を読み解くことを重視する。「知らない単語が出てきたら、文脈の中で覚えていかないとなかなか単語力はつかないのです」と杉田さんは話す。

 Merriam-Webstarの辞書サイトでは、よく検索された単語を紹介する「Top Lookups Right Now」が随時更新されている。例えば、「この単語はアメリカの大統領就任式で使われていた」と結びつけると、単語帳をめくって覚えようとするよりも記憶に残りやすくなるだろう。「忘れないためには、どんな状況でこの単語を調べようと思ったのかも一緒に覚えることが大事」という。

テクノロジーの進歩を活用しよう

 年齢を重ねてからの最も効率的な学習方法を尋ねると、杉田さんは「私たちの若い頃と違うのは、テクノロジーの進歩」と言います。パソコンやスマートフォンで英語の読み上げ機能を使えば、PDFであっても機械が読み上げてくれる。「私が大学生の頃は、生の英語を聞くために英語の教会に行きました。今はクリック一つで正しいイントネーションの英語を聞くことができます」と話す。

 また、音声認識のソフトウェアやアプリを使い、自分で英語の単語や短い文を吹き込んでみると、正しい発音なら文字データとして表示される。発音に問題があれば「?」などが出てきて、自分の発音の弱点を把握できる。「学習を手助けしてくれるテクノロジーはもっと進化していくでしょうから、利用しない手はありません。自分の英語学習の中でプラスになるかどうかを見極めて使うと、勉強が楽になります」と話す。

技術に頼りすぎず、手を使って覚えよう

 ただし、技術に頼りすぎるのは本末転倒になりかねない。杉田さんは紙の辞書も電子辞書も愛用しているが、「手を使った方が覚えられる」と指摘する。アメリカの大学院や企業では、授業や会議中にあえてパソコンを開かないようにする動きもあるという。

 杉田さんは「知らない単語を調べる際には電子辞書を使ってもいいですが、その内容は自分の手で書くことで自分のモノにしていきましょう」と勧める。「自分はどうやったら覚えやすいのか。自分なりの覚え方を見つけ出すことが大事です」

 That’s all for today!(今日はここまで)。次回は、「二足のわらじ」を約30年間も続けた杉田さんの「時間管理&情報収集」の秘密を聞きます。

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(2021年3月10日)

もう挫折したくない「オトナ」のための英語学び直し術とは (asahi.com)

もう挫折したくない「オトナ」のための英語学び直し術とは

ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(2)

2021.03.03

 春は学び直しの季節。書店には様々な講座の本が並びます。今まさに「英語に挑戦したい」と考えている人も多いのではないでしょうか。NHKラジオでビジネス英語の講師を計33年間つとめた杉田敏さんに、「オトナ」が学び直す際のヒントを聞きました。

英語を学ぶ「長続きのヒント」

 「どうしたら英語が上達しますか」と、社会人から聞かれることがあるという杉田さん。その時に聞き返すのが、この三つの質問だという。

-今はどのくらいの実力があるのか

-何が目標なのか

-そのためにはどれだけの時間とお金を投資できるのか

 若い頃は「留学したい」「MBAを取りたい」「通訳になりたい」など、具体的な目標のために英語を学ぶ意欲がわきやすい。一方、年を重ねるにつれて、「頭を活性化するため」という声が目立つようになるそうだ。

 杉田さんは「頭の活性化のために英語を学ぶのもいいですが、それだけではなかなか長続きしないものです」といい、「あなたが一番好きなこと、没頭していることを、英語の目標に結びつけてみましょう」と勧める。例えば、ゴルフが好きなら、英語で書かれたゴルフの本を読むことを目標にして勉強する。将棋や手芸、映画、生け花――どんな分野であっても英語の本や映像はあるので、自分の興味を英語に結びつけることが「長続きのヒント」だという。

自分の英語力の「現在地」を知る

 どんなにいい地図があっても、現在地が分からなければ目的地にたどり着けないもの。英語の学習でも、自分の「現在地」を知ること、つまり自分の現在の英語力を把握することが大切だという。

 英語検定試験を受けることは、英語力を客観的に測る一つの方法だ。ただ、「検定に受かることだけを考えて勉強するのではもったいない」と杉田さんは話す。検定試験に合格したり点数が上がったりすることと、あなたの本来の目標が達成できることは違うからだ。

 その上で、英語力を測る上で大切なのが語彙(ごい)だという。語彙を増やすことは、英語力アップのために欠かせない基本になる。「中学校で習った英単語だけで話せる」といったうたい文句の教材もあるが、杉田さんはそれを勧めない。「語彙が貧弱だと知的な会話ができませんし、英語を通じて知識を効率的に吸収できません」。英語が思うように使えないのは、語彙が不足しているからだと自覚することこそが、上達への第一歩になる。

 日本で高校卒業までに習う英単語は約3000語だといわれている。仕事で英語を使うには少なくとも8000語、何かを議論するには1万語を知っておくべきだと書く本もあるという。あなたの大まかな語彙数を教えてくれるサイト「Test your vocab」もある。画面に出てくる単語の中から、知っているものを選ぶだけ。杉田さんは「ネイティブの人に答えてもらったら、かなり教養がある人でも3万語くらいでした。本当に自分の語彙数が1万語もあるのかどうか、やってみると面白いですよ」と話す。

 That’s all for today!(今日はここまで)。次回は「すぐ忘れちゃう」「覚えられない」という人に向けて、杉田さんから助言をもらいます。

<関連記事>

https://www.asahi.com/relife/article/14211146N朝日新聞ライフ.netのシリーズの3回目が掲載されました。 ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(3) 「すぐ忘れてしまう」とあきらめないで 「第二の人生」の学びにはコツがある

https://www.asahi.com/relife/article/14211152?fbclid=IwAR220lXsNaqE127l7vTuUezyl-BaOvA3reZlSEb8LvKwnnXomZyr-rkRQCs

 「若い頃のように覚えられない」「すぐ忘れてしまう」――。英語を勉強しようと一念発起しても、年齢を重ねて記憶力の衰えを感じる人も多いのでは。NHKラジオでビジネス英語の講師を計33年間つとめた杉田敏さんは、「第二の人生の学びにはコツがあります」と話します。

文脈と関連づけて覚えていこう

 知らない単語があって自分で辞書を引く場合、その意味はなかなか忘れないーーと言われるものの、若い頃のように辞書を引いて単語帳を作るだけではなかなか覚えられない。杉田さんが東京・四谷の語学学校「日米会話学院」で担当している授業「英字新聞を読もう」では、分からない単語をただ調べるのではなく、「文脈」を読み解くことを重視する。「知らない単語が出てきたら、文脈の中で覚えていかないとなかなか単語力はつかないのです」と杉田さんは話す。

 Merriam-Webstarの辞書サイトでは、よく検索された単語を紹介する「Top Lookups Right Now」が随時更新されている。例えば、「この単語はアメリカの大統領就任式で使われていた」と結びつけると、単語帳をめくって覚えようとするよりも記憶に残りやすくなるだろう。「忘れないためには、どんな状況でこの単語を調べようと思ったのかも一緒に覚えることが大事」という。

テクノロジーの進歩を活用しよう

 年齢を重ねてからの最も効率的な学習方法を尋ねると、杉田さんは「私たちの若い頃と違うのは、テクノロジーの進歩」と言います。パソコンやスマートフォンで英語の読み上げ機能を使えば、PDFであっても機械が読み上げてくれる。「私が大学生の頃は、生の英語を聞くために英語の教会に行きました。今はクリック一つで正しいイントネーションの英語を聞くことができます」と話す。

 また、音声認識のソフトウェアやアプリを使い、自分で英語の単語や短い文を吹き込んでみると、正しい発音なら文字データとして表示される。発音に問題があれば「?」などが出てきて、自分の発音の弱点を把握できる。「学習を手助けしてくれるテクノロジーはもっと進化していくでしょうから、利用しない手はありません。自分の英語学習の中でプラスになるかどうかを見極めて使うと、勉強が楽になります」と話す。

技術に頼りすぎず、手を使って覚えよう

 ただし、技術に頼りすぎるのは本末転倒になりかねない。杉田さんは紙の辞書も電子辞書も愛用しているが、「手を使った方が覚えられる」と指摘する。アメリカの大学院や企業では、授業や会議中にあえてパソコンを開かないようにする動きもあるという。

 杉田さんは「知らない単語を調べる際には電子辞書を使ってもいいですが、その内容は自分の手で書くことで自分のモノにしていきましょう」と勧める。「自分はどうやったら覚えやすいのか。自分なりの覚え方を見つけ出すことが大事です」

 That’s all for today!(今日はここまで)。次回は、「二足のわらじ」を約30年間も続けた杉田さんの「時間管理&情報収集」の秘密を聞きます。

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(2021年3月10日)

人気ラジオ講座「実践ビジネス英語」33年の歴史に幕

ビジネス英語講師・杉田敏さんに聞く(1)

2021.02.24
https://www.asahi.com/relife/article/14211152?fbclid=IwAR220lXsNaqE127l7vTuUezyl-BaOvA3reZlSEb8LvKwnnXomZyr-rkRQCs

 NHKの長寿ラジオ講座「実践ビジネス英語」が3月末で終わることが、今月10日に発表されました。国際ビジネスの最前線で起きるトレンドを会話形式の「ビニェット」で紹介し、時事問題も採り入れた幅広いテーマ設定で人気を博しました。前身の番組を含めて計33年間、講師を務めた杉田敏さんに「卒業」への思いを聞きました。

NHKラジオ「実践ビジネス英語」の最終収録の後にスタジオで記念撮影をする杉田敏さん(右)=本人提供


リスナー泣かせの難易度「ちっとも“やさしく”ない」


 「Hello, everybody! 杉田敏です」「それではご一緒に、勉強して参りましょう」――。杉田さんのラジオ講座が始まったのは1987年。81年に旺文社から出版した『戦略的ビジネス英会話』という本がきっかけでNHKから依頼され、「やさしいビジネス英語」というラジオ講座がスタート。番組は優しい杉田さんの声で始まるものの、その内容は国際ビジネスの最前線で交わされる会話で難易度が高く、リスナーからは「ちっとも“やさしく”ない」という声が相次いだという。しかし、杉田さんは「教材のレベルは、自分の目線よりも少し上でないといけません」と語る。

 それから34年。ラジオ講座からの「卒業」を決めた理由を、「私もだんだん年を取ってきて、知力、体力、気力が年相応に衰えています。そろそろ引き時かなと考えました」と話す。

「二足のわらじ」のラジオ講座とPRに一体感

 杉田さんのキャリアは、英字新聞の記者から始まった。アメリカ留学を経て、興味があったPRの世界に転身。日米で国際ビジネスの第一線に立ち続けながら、通算で33年もの間、ビジネス英語講座のテーマ設定やビニェットの執筆、収録を担ってきた。

 一見、ラジオとPRの世界は遠いようだが、杉田さんにとって「二足のわらじ」は「一体感があった」という。「PRでいろいろなクライアントを担当し、多種多様な仕事をしてきて、その経験をいつかまとめてみたい気持ちがあった。ビニェットを書くときも、『この経験を盛り込もう』と思っていた。だからそんなに苦労したという気持ちはないし、書くことは好きなので、楽しいことが多かった」と振り返る。タイムリーなテーマを選び、杉田さんが実際に経験したことや同僚との会話などをヒントにしてビニェットの構成を考えてきたという。

 テーマの「ネタ枯れ」に悩んだこともなかった。「テーマにしたいことがありすぎて、困るくらい」と笑う。日々のラジオ番組は終わるが、季刊でビジネス英語のムック本が出る予定。春号のテーマは、ダイバーシティー(多様性)、夫婦別姓、コロナ時代のニューノーマル、次世代食品(植物肉と昆虫食)の四つ。今は夏号のテーマを練っている最中だ。「どのテーマを今の時期だったらどういう風に料理したらいいか」と考えるのだという。

スタッフとリスナーに支えられて

 ラジオ講座が長寿番組になったのは、「やはりスタッフの協力があってこそ」だと語る。昔からの思い込みで間違ったことを言ってしまったり、言葉の抑揚が間違っていたり。東京・神田の下町育ちの杉田さんは、いまだに「ひ」と「し」が混同してしまう。「この人たちなくしては、いい番組はできなかった」という。

 同じくらい大切にしていたのは、リスナーからの反応だ。「この三十数年間、1日たりとも聞かなかった日はありません」というメールに驚いたり、講演会で昔のテキストを持ってきてくれる人に会ったり。リスナー同士で職場結婚したという報告も。「そういう反応が大きな励みになりました」

 That’s all for today!(今日はここまで)。次回は「オトナの英語学び直し術」について聞きます。

 


 

(2021年3月4日)

NHK放送文化賞に「北大路欣也さん」「さだまさしさん」など7人 | NHKニュース


(2021年3月5日)

「実践ビジネス英語」番組終了のお知らせと、NHK放送文化賞決定のニュースに関連して、多くの方々からメッセージをいただきました。改めて、長年番組を支えてくださったリスナーの皆さんに感謝申し上げます。
中でも、今年96歳になる青山学院高等部の恩師からいただいたお手紙が印象的でした。「第一時間目にあなたから難しい質問をされ、困ったのを覚えています」とありました。今では穴があったら入りたいような気持ですが、最初の授業の日には英語教師に難しい質問をして実力をテストしたり、困らせたりするのが楽しみでした。
この恩師には「やさしいビジネス英語」の時代から16年間、テキスト巻末の和文英訳のページを担当していただきました。当時アメリカ大使館で翻訳官をされていて、この人以上に和文英訳の上手な人はいないと思ってお願いしたものです。
また今朝は、小・中学校時代に入っていたNHK東京放送児童劇団の仲間と電話で話をしました。昨日のテレビのニュースを見て、手紙をくださったそうです。まだそれは届いていませんでしたが、劇団の当時の指導者が存命でいらっしゃればとても喜んでくださっただろうという話になりました。
新橋の「Bistroみやます」のオーナーで、劇団で私と同期生(故人)の息子さんの弁護士も昨日ニュースを見て知ったそうで、連絡をいただきました。
いずれもコロナのために大人数では集まれないのですが、小さなグループで会おうということになっています。
今後は季刊のムック本に力を入れて、気力・体力・知力の続く限り頑張りますので、引き続きサポートをいただければと存じます。ありがとうございました。
杉田敏


(2021年3月4日)

NHK放送文化賞に「北大路欣也さん」「さだまさしさん」など7人 | NHKニュース


(2021年3月4日)

もう挫折したくない「オトナ」のための英語学び直し術とは/杉田敏さんに聞く(2) https://www.asahi.com/relife/article/14211146


(2021年2月25日)

衆議院議員の古川康先生がこんな投稿をしていたことを、だれかが 教えてくれました。週刊yasushi903号 「ビジネス英語が普通名詞に」

時々このコラムでも取り上げているがNHKラジオ第二放送の「実践ビジネス英語」が今年の3月で終了することになった。
英語を学ぶと言うよりは英語で米国の社会を学ぶあるいは世界の潮流を学ぶと言う番組だった。 最後の3月のテーマは、前半が「ネットいじめ 」、後半が「新しい日常」。まさに今日的なテーマを題材にしたもの。
33年間の間、1人が講師を務めたのは100年近いNHKの放送史上例を見ない。 この講座が始まった昭和62年。この放送開始が4月で私はその年の4月から長野県庁で勤務することになったから同じ位のタイミングでこの「やさしいビジネス英語」を聞き始めたように思う。 この番組、毎回のテーマが秀逸だった。
オゾン層の破壊やレインフォレストと言う名前の環境配慮型の化粧品会社がテーマになったこともあった。このレインフォレストと言う会社は実際にはボディショップと言う会社の事だった。当時はまだ日本に進出してなかったがこの創業者のインタビューもラジオ講座の中で取り上げられたように思う。
児童虐待やセクシュアル・ハラスメントもテーマになったことがあった。当時はアメリカでの出来事というような受け止めだったように思う。これがわが国社会でもこれほど当たり前のことになっていくとは当時は実感できなかった。
ペットロスも題材になったし、ペットの関係で言えば最近ではペットの献血というテーマもあった。
ペットがビジネス英語のテーマになる。今では普通のことのように思うがほとほとさようにこの番組はその時々のアメリカ社会をリアルに描き出してくれていたのだった。
最後の1年間となった2020年度はコロナのために収録ができず7月号は前年の6月号の再放送という異例の形になったりもした。
また、東日本大震災のときには収録する外国人スタッフの確保にも苦労をされ、その頃は登場人物の数を少なくせざるをえなかったと聞いた。
1人でこの番組を切り盛りしてこられた杉田敏先生に心から敬意を表したい。
4月からは別の講師による「ラジオビジネス英語」という新しい講座がスタートする。
もはや「ビジネス英語」と言う言葉は普通名詞になったようだ。

古川 康(ふるかわ やすし) - 投稿 | Facebook


(2021年2月25日)

本日(2021年2月25日)の朝日新聞朝刊の「声」欄に取り上げていただきました。ありがたいことです。





(2021年2月12日)

実践ビジネス英語」34年の歴史に幕 iPS細胞研究の山中教授もリスナー「ジョギングの友だった」
(東京新聞)

https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/85236


(2021年2月12日)




(2021年2月12日)

「実践ビジネス英語」が終了してから初のオンラインセミナーを、帯広の英語学校Joy Academyの主催で4月に行うことになりました。ご興味がおありのかたは是非早めにお申し込みください。

***********************************************************

3月で杉田敏さんの「実践ビジネス英語」が終了することになりました。1987年に杉田さんがNHKでの最初の講座「やさしいビジネス英語」を始めた頃、一番弟子ということで私は和訳の手伝いをさせてもらいました。以後もコラム「あんな時、こんな時」や、リスニングチャレンジのコーナーを担当させてもらうなどし、師匠にはいろいろと鍛えてもらいました。私はラッキーな男です。杉田さんには感謝しかありません。その思いを込め、このオンライン講演会を企画しました。全国、全世界の杉田敏ファンのみなさん、ぜひご参加ください。
浦島久


4/25 杉田敏オンライン特別講演会「アメリカン・ユーモアを解する」|帯広の英語学校 JOY【ジョイ】 (joyworld.com)


(2021年2月8日)

来年度のNHKラジオ講座が発表されたので、「実践ビジネス英語」の終了が公になりました。1987年に「やさしいビジネス英語」として始まってから34年です。4月からは季刊のムック本で「現代ビジネス英語」を始めます。引き続きどうぞよろしく。




(2021年2月7日)

AFPやロイター通信は、「わきまえる」をplaceという語を使って We have about seven women at the organising committee but everyone understands their place.
と表現したそうですが、ここから思い出すのは、今ではもうほとんど使われなくなってしまった古いことわざです。
A woman's place is in the house.
houseの代わりにhome, kitchen, familyなどを使ったものもありますが、いずれも「女のやるべき仕事は家事」「女は家にいるべき」ということです。
1970年代のwomen’s libの時代には、
A woman's place is in the House . . . and the Senate. などと書かれたTシャツも登場しました。
the Houseとは下院(the House of Representatives)のことで、「女性の居る場所は下院であり…上院でもある」という意味です。
The New York Timesに次のような見出しを見つけました(2月3日) A dog’s place is at the White House もとのことわざを知らないとここからユーモアを感じることができないかもしれませんが、バイデン大統領が2匹の犬をホワイトハウスに連れてきた、ということです。トランプ氏は、これまでの伝統を破って何もペットを飼っていなかったことでも知られています。



(2021年2月5日)

ロナルド・レーガン大統領は2期8年の任期を務めあげ、1989年1月20日に77歳11か月という大統領としては史上最高齢でホワイトハウスを後にしました。それから4年後の1993年、レーガン氏はアルツハイマー病と診断されたのです。
当時はまだアルツハイマーという病気が一般にはよく認知されていなかったのですが、そのことを公表することによって広く多くの人に状況を知ってもらおうと、翌年、レーガン氏はアルツハイマー病の病状を公表しました。それは、White Houseの便箋に書かれた国民にあてた手紙という形で出されたのです。
今回、日米会話学院での「杉田敏と英字新聞を読もう」の5回目の授業では、その手紙を読んでもらいました。その最後の部分にあったI now begin the journey that will lead me into the sunset of my life. ということばは、当時大きな衝撃として受け止められました。
レーガン氏は2004年6月5日に、93歳の生涯を閉じました。その時、歴代アメリカ合衆国大統領の中で最長寿でした。
1. Warming Up (5) updated.pdf




(2021年1月29日)

本日、日米会話学院における「杉田敏と英字新聞を読もう」の4回目の授業では、先週水曜日の大統領就任式でThe Hill We Climbと題された自作の詩を朗読した22歳の詩人Amanda Gormanさんのビデオを受講生に見てもらいました。
その式の直後からMerriam-Websterのサイトで検索(lookup)件数が急増したのがpoet laureateということばだったそうです。「桂樹詩人」ということ。彼女の書いた詩集がアマゾンのベストセラーのリストのトップに躍り出ました。そのことをイギリスのThe Guardianが次のような見出しとともに報じています。
Amanda Gorman books top bestselling lists after soul-stirring inaugural poem. Two upcoming books on Amazon’s bestseller list within hours after the resounding delivery of her poem at the swearing-in.
感動的な詩でしたが、私が好きな部分は
So while once we asked: How could we possibly prevail over catastrophe?
Now we assert: How could catastrophe possibly prevail over us?
です。
1. Warming Up (4).pdf


(2021年1月22日)

今週月曜日は、アメリカではMartin Luther King Jr. Dayでした。
キング牧師はI have a dream. というスピーチでもよく知られていますが、ほかにもいろいろな名言を残しています。次は私の好きなことばです。
If you can’t fly then run; if you can’t run then walk; if you can’t walk then crawl; but whatever you do you have to keep moving forward.
本日、日米会話学院における「杉田敏と英字新聞を読もう」の3回目では、1951年、トルーマン大統領によって解任されたダグラス・マッカーサー元帥が上下院両院合同会議において行った有名なスピーチの最後の部分の実録を受講生には聞いてもらいました。
Old soldiers never die; they just fade away. という文句は非常に有名なので、いろいろなパロディも生まれています。たとえば、
Old soldiers never die, only young ones do. (そうですよね。)
Old policemen never die, they just cop out.
(cop outは「言い逃れる」と言った意味ですが、「警察官」を意味する俗語のcopにひっかけてあります。)
この文句とほぼ同じくらい有名なのは、日本軍によってフィリピンが陥落した際にマッカーサーが言ったとされる
I shall return.
です。
20日、バイデン大統領の就任式に出なかったトランプ氏がビデオメッセージの中で
We will be back in some form.
と言っていましたが……
1. Warming Up - Douglas MacArthur speech 1951

(2021年1月14日)

本日、日米会話学院の新春二回目の講座では、Warming Upの冒頭にイングランドの詩人・作家のJohn Donne(1572-1631)の詩を取り上げました。このたった13行の短い詩の中に、英米人であればだれでも知っている有名なフレーズが2つも入っています。さてそれは……
1. Warming Up (2)A

(2021年1月12日)

「敷居が高い」という日本語の慣用句について昨年10月15日の授業でお話をしましたが、「実践ビジネス英語」1月号のテキストの「はじめに」で解説をしています。また2月号の「はじめに」では「敷居」の意味のthresholdについても書いているのでお読みください。
2 月-はじめに

(2021年1月8日)

本日は日米会話学院における1月期の最初の授業でした。
冒頭に 「師付領進門、修行在個人」
(師はあなたを入り口まで導くが、修行は自らしなければならない)
という中国のことわざを紹介しました。修行と言えば、昨年12月のTBSテレビ「サワコの朝」で、阿川佐和子さんが僧侶・塩沼亮潤氏とお話をされていたのが強い印象となって残っています。

この高僧は、1300年の歴史の中で、未だ2人しか成し遂げた者がいないという日本一過酷な修行「千日回峰行」をされた方です。これは、1日48km、高低差1300m以上の険しい山道を往復16時間かけて歩くこと年間120日。それを9年の歳月をかけて1000日間歩み続けるというものです。途中で行を続けられなくなった時は自害する。そのための「死出紐」と、短剣、埋葬料10万円を常時携行することになっています。それを5年700日満行した時に、さらに過酷とされる「堂入り」が行われます。入堂前に行者は生き葬式を行い、9日間にわたる「飲まず、食わず、眠らず、横にならず」の「四無行」を行いますが、それも達成しました。

この僧侶にとって、こうした修行が最終目的ではありません。修行の後に、仏の教えを日本全国だけでなく世界中の人に知ってもらうことが目的だとはっきりおっしゃっていました。

「杉田敏と英字新聞を読もう」というこの講座も、ただ「英字新聞を読む」のが目的ではありません。その先にある「英語学習における着地点」を考えていただきたいのです。

本日使用した教材の一部を添付します。
1. はじめに


(2020年12月16日)

本日が今回のシリーズ最後の収録日でした。スタジオでヘザー・ハワードさんとともに花束をいただきました。長年、サポートしてくださったNHKのスタッフに感謝です。




(2020年12月15日)

10月15日の授業で「敷居が高い」という日本語の慣用句についてお話をしましたが、本日発売の「実践ビジネス英語」1月号のテキストの「はじめに」で解説をしています。また2月号の「はじめに」ではthresholdについても書いています。

(2020年12月16日)

12月14日づけのUSA Todayの次の見出しにもthresholdが使われています。News alert: A once-unthinkable threshold: 300,000 people have died from COVID-19 in the United States


(2020年12月15日)

昨年9月にDHCから出版された「現代アメリカを読み解く」のキンドル版ができました。




(2020年12月11日)

日米会話学院の第1回目の講義では、よく知られているクリスマスの詩 ’Twas the Night Before Christmas を聞いていただきました。それと同時にクリスマスに関連したいろいろなお話も。
都内のあるデパートの年末のキャッチフレーズが、Stay positive for Christmasだということを知人が教えてくれました。ここは確か「ジェンダーフリー売り場」を設けたデパートだったと思います。ジェンダーは、定義のしかたによって100以上あるとも言われますが、ジェンダーのない人はいません。(英語ではgender-fluid, gender-neutral, nonbinaryなどと言い、「ジェンダーフリ」は和製英語です。)
今年はThe most negative word is “positive.” ですから、このキャッチフレーズにはとても違和感があります。皆さんも、コロナの陽性にならないように、お気をつけください。
1. Warming Up.pdf

(2020年12月8日) 佐藤 孝憲さんは杉田 敏さんと一緒にいます

先日の杉田先生の読売新聞での講演がYoutubeにアップロードされましたのでご案内いたします。



https://youtu.be/SFHw6d-r12E

ページの上部

(2020年12月8日)

もうすぐ終わろうとしている2020年は本当に試練の年でしたね。Timeの12月14日号の表紙です。

ページの上部

(2020年12月5日)

英語でふり返る激動の2020年」のオンライン講演が無事に終わりほっとしています。今朝までにたくさんの皆さんからフィードバックをいただきました。ありがとうございます。このテーマでお話をするのは初めてで、いろいろ勉強になりました。ただ、情報を詰め込み過ぎて、後半が急ぎ足になってしまったのが反省点です。

読売新聞 2020年12月5日(土曜日)

ページの上部

(2020年12月4日)

Collins Dictionaryが2020年のWord of the Yearにlockdownを選んだのに続き、Oxford English Dictionaryは今年のWordは1つに絞りきれなかったとのことで、約50語から成るpandemic vocabularyを発表しました。Merriam-Websterは今週の月曜日にWord of the Yearを発表したのですが、それはpandemicでした。言語の世界でも、まさにnovel coronavirus, Covid-19, pandemicに明け暮れた1年になりそうです。面白いと思ったのはMerriam-Websterが発表した「次点」の10語の中に、irregardlessが含まれていたこと。辞書を引くと、用法として「非標準」と書かれています。なるほど、今年はそういう年なのですね。 日米会話学院の9回目の講義にはLongfellowのA Psalm of Lifeを取り上げました。
1. Warming Up.pdf

(2020年12月4日)

The Wall Street Journalの記事に関連して、Kamala HarrisはMs. Harrisと呼んでいるのになぜHillary ClintonはMrs. Clintonなのか、という話をしていました。答えは、Hillaryは自分のことをMrs. Clintonと呼んでいるからです。現代において、女性は未婚・既婚の区別のないMs. を使うのが一般的な風潮になっていますが、その中で「私はMister PresidentであるMr. Bill Clintonの妻のMrs. Clintonです」ということを明確にしたいからだと言われています。それからカリフォルニア州などで合法的に同性婚をした女性も、二人ともMrs. を名乗る傾向がある、ということも申し上げました。その場合も、Ms. ではなく「既婚女性」であるMrs. なのです。Jaqueline Kennedyの時代とはまったく背景が違います。。
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(2020年11月27日)

Collinsに続きOxford English DictionaryやMerriam-Websterなどが、それぞれのWord of the Yearを発表、と思われていたのですが、何とOEDは今年のWordは1つに絞りきれなかったとのことで、代わりにpandemic vocabularyを発表して驚かせました。
同辞典の発行元のOxford Languagesは、英語圏で発行されているニュースメディアに使われた110億語のcorpusを分析し、その年に最も頻繁に使われ話題になった語句を発表していたのですが、今年は1語だけを選ぶことができなかったというのです。
50ほどの語句が載っているshort listは発表したのですが、そのほとんどがpandemicあるいはcoronavirusに関係したものでした。因みにpandemicという語の使用頻度は昨年に比べて57,000%増だったそうです。
coronavirusは1968年の造語でしたが、今年になるまで医療以外の場面ではあまり使われることはありませんでした。今年の1月の時点においては、トランプ大統領の弾劾問題に関連してimpeachとcoronavirusはほぼ同じくらいの頻度で使われていたそうですが、現在では普通名詞のtimeを抜いて最も頻繁に使われる英語の名詞の1つとなったと発表しています。
8回目となった日米会話学院の昨日の講義では、Longfellowの詩を取り上げました。

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