「NHK ラジオ 実践ビジネス英語」

国際ビジネスに役立つ英語と知識を学び、英語で考える力を習得します!
毎月バラエティに富んだテーマで、リアルな会話を紹介。仕事に欠かせない表現はもちろん、
聴き取る力、情報を正しくつかむ力も身につけていきます。語句の解説も充実。
ビジネスシーンで、自在に英語で意見を交わせるようになることを目指します。

 

NHK ラジオ 実践ビジネス英語

放 送 水曜~金曜 午前9:15~9:30
再放送 水曜~金曜 午後0:40~0:55
         午後11:20~11:35
    土曜 午前11:00~11:45 (3回分)


2021年1月号
講師 杉田敏
発売年月日 2020年12月14日
定価 495円 (本体450円)  A5判


最新号のトピック
Lesson 17 Humor in Dark Times 暗い時代のユーモア
Lesson 18 Closing the Digital Divide デジタルデバイドを埋める

 

 





(2021年1月22日)

今週月曜日は、アメリカではMartin Luther King Jr. Dayでした。
キング牧師はI have a dream. というスピーチでもよく知られていますが、ほかにもいろいろな名言を残しています。次は私の好きなことばです。
If you can’t fly then run; if you can’t run then walk; if you can’t walk then crawl; but whatever you do you have to keep moving forward.
本日、日米会話学院における「杉田敏と英字新聞を読もう」の3回目では、1951年、トルーマン大統領によって解任されたダグラス・マッカーサー元帥が上下院両院合同会議において行った有名なスピーチの最後の部分の実録を受講生には聞いてもらいました。
Old soldiers never die; they just fade away. という文句は非常に有名なので、いろいろなパロディも生まれています。たとえば、
Old soldiers never die, only young ones do. (そうですよね。)
Old policemen never die, they just cop out.
(cop outは「言い逃れる」と言った意味ですが、「警察官」を意味する俗語のcopにひっかけてあります。)
この文句とほぼ同じくらい有名なのは、日本軍によってフィリピンが陥落した際にマッカーサーが言ったとされる
I shall return.
です。
20日、バイデン大統領の就任式に出なかったトランプ氏がビデオメッセージの中で
We will be back in some form.
と言っていましたが……
1. Warming Up - Douglas MacArthur speech 1951

(2021年1月14日)

本日、日米会話学院の新春二回目の講座では、Warming Upの冒頭にイングランドの詩人・作家のJohn Donne(1572-1631)の詩を取り上げました。このたった13行の短い詩の中に、英米人であればだれでも知っている有名なフレーズが2つも入っています。さてそれは……
1. Warming Up (2)A

(2021年1月12日)

「敷居が高い」という日本語の慣用句について昨年10月15日の授業でお話をしましたが、「実践ビジネス英語」1月号のテキストの「はじめに」で解説をしています。また2月号の「はじめに」では「敷居」の意味のthresholdについても書いているのでお読みください。
2 月-はじめに

(2021年1月8日)

本日は日米会話学院における1月期の最初の授業でした。
冒頭に 「師付領進門、修行在個人」
(師はあなたを入り口まで導くが、修行は自らしなければならない)
という中国のことわざを紹介しました。修行と言えば、昨年12月のTBSテレビ「サワコの朝」で、阿川佐和子さんが僧侶・塩沼亮潤氏とお話をされていたのが強い印象となって残っています。

この高僧は、1300年の歴史の中で、未だ2人しか成し遂げた者がいないという日本一過酷な修行「千日回峰行」をされた方です。これは、1日48km、高低差1300m以上の険しい山道を往復16時間かけて歩くこと年間120日。それを9年の歳月をかけて1000日間歩み続けるというものです。途中で行を続けられなくなった時は自害する。そのための「死出紐」と、短剣、埋葬料10万円を常時携行することになっています。それを5年700日満行した時に、さらに過酷とされる「堂入り」が行われます。入堂前に行者は生き葬式を行い、9日間にわたる「飲まず、食わず、眠らず、横にならず」の「四無行」を行いますが、それも達成しました。

この僧侶にとって、こうした修行が最終目的ではありません。修行の後に、仏の教えを日本全国だけでなく世界中の人に知ってもらうことが目的だとはっきりおっしゃっていました。

「杉田敏と英字新聞を読もう」というこの講座も、ただ「英字新聞を読む」のが目的ではありません。その先にある「英語学習における着地点」を考えていただきたいのです。

本日使用した教材の一部を添付します。
1. はじめに

(2020年12月16日)

本日が今回のシリーズ最後の収録日でした。スタジオでヘザー・ハワードさんとともに花束をいただきました。長年、サポートしてくださったNHKのスタッフに感謝です。


(2020年12月15日)

10月15日の授業で「敷居が高い」という日本語の慣用句についてお話をしましたが、本日発売の「実践ビジネス英語」1月号のテキストの「はじめに」で解説をしています。また2月号の「はじめに」ではthresholdについても書いています。

(2020年12月16日)

12月14日づけのUSA Todayの次の見出しにもthresholdが使われています。News alert: A once-unthinkable threshold: 300,000 people have died from COVID-19 in the United States

(2020年12月15日)

昨年9月にDHCから出版された「現代アメリカを読み解く」のキンドル版ができました。


(2020年12月11日)

日米会話学院の第1回目の講義では、よく知られているクリスマスの詩 ’Twas the Night Before Christmas を聞いていただきました。それと同時にクリスマスに関連したいろいろなお話も。
都内のあるデパートの年末のキャッチフレーズが、Stay positive for Christmasだということを知人が教えてくれました。ここは確か「ジェンダーフリー売り場」を設けたデパートだったと思います。ジェンダーは、定義のしかたによって100以上あるとも言われますが、ジェンダーのない人はいません。(英語ではgender-fluid, gender-neutral, nonbinaryなどと言い、「ジェンダーフリ」は和製英語です。)
今年はThe most negative word is “positive.” ですから、このキャッチフレーズにはとても違和感があります。皆さんも、コロナの陽性にならないように、お気をつけください。
1. Warming Up.pdf

(2020年12月8日) 佐藤 孝憲さんは杉田 敏さんと一緒にいます

先日の杉田先生の読売新聞での講演がYoutubeにアップロードされましたのでご案内いたします。



https://youtu.be/SFHw6d-r12E

ページの上部

(2020年12月8日)

もうすぐ終わろうとしている2020年は本当に試練の年でしたね。Timeの12月14日号の表紙です。

ページの上部

(2020年12月5日)

英語でふり返る激動の2020年」のオンライン講演が無事に終わりほっとしています。今朝までにたくさんの皆さんからフィードバックをいただきました。ありがとうございます。このテーマでお話をするのは初めてで、いろいろ勉強になりました。ただ、情報を詰め込み過ぎて、後半が急ぎ足になってしまったのが反省点です。

読売新聞 2020年12月5日(土曜日)

ページの上部

(2020年12月4日)

Collins Dictionaryが2020年のWord of the Yearにlockdownを選んだのに続き、Oxford English Dictionaryは今年のWordは1つに絞りきれなかったとのことで、約50語から成るpandemic vocabularyを発表しました。Merriam-Websterは今週の月曜日にWord of the Yearを発表したのですが、それはpandemicでした。言語の世界でも、まさにnovel coronavirus, Covid-19, pandemicに明け暮れた1年になりそうです。面白いと思ったのはMerriam-Websterが発表した「次点」の10語の中に、irregardlessが含まれていたこと。辞書を引くと、用法として「非標準」と書かれています。なるほど、今年はそういう年なのですね。 日米会話学院の9回目の講義にはLongfellowのA Psalm of Lifeを取り上げました。
1. Warming Up.pdf

(2020年12月4日)

The Wall Street Journalの記事に関連して、Kamala HarrisはMs. Harrisと呼んでいるのになぜHillary ClintonはMrs. Clintonなのか、という話をしていました。答えは、Hillaryは自分のことをMrs. Clintonと呼んでいるからです。現代において、女性は未婚・既婚の区別のないMs. を使うのが一般的な風潮になっていますが、その中で「私はMister PresidentであるMr. Bill Clintonの妻のMrs. Clintonです」ということを明確にしたいからだと言われています。それからカリフォルニア州などで合法的に同性婚をした女性も、二人ともMrs. を名乗る傾向がある、ということも申し上げました。その場合も、Ms. ではなく「既婚女性」であるMrs. なのです。Jaqueline Kennedyの時代とはまったく背景が違います。。
1. Warming Up.pdf

(2020年11月27日)

Collinsに続きOxford English DictionaryやMerriam-Websterなどが、それぞれのWord of the Yearを発表、と思われていたのですが、何とOEDは今年のWordは1つに絞りきれなかったとのことで、代わりにpandemic vocabularyを発表して驚かせました。
同辞典の発行元のOxford Languagesは、英語圏で発行されているニュースメディアに使われた110億語のcorpusを分析し、その年に最も頻繁に使われ話題になった語句を発表していたのですが、今年は1語だけを選ぶことができなかったというのです。
50ほどの語句が載っているshort listは発表したのですが、そのほとんどがpandemicあるいはcoronavirusに関係したものでした。因みにpandemicという語の使用頻度は昨年に比べて57,000%増だったそうです。
coronavirusは1968年の造語でしたが、今年になるまで医療以外の場面ではあまり使われることはありませんでした。今年の1月の時点においては、トランプ大統領の弾劾問題に関連してimpeachとcoronavirusはほぼ同じくらいの頻度で使われていたそうですが、現在では普通名詞のtimeを抜いて最も頻繁に使われる英語の名詞の1つとなったと発表しています。
8回目となった日米会話学院の昨日の講義では、Longfellowの詩を取り上げました。

1. Warming Up.pdf

>>過去の記事へ